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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
ここから先は、本作に登場する人物に関する詳細が記されています。内容には、物語に関わる重大な《ネタバレ》や、《結末に関わる要素》を含みます。
未読の方は、閲覧を控えることをおすすめします。
それでは、必要な方のみ、次へお進みください。
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キャラクター詳細
キリス・フラッシュハート
(*Qilith Flasharet*)
発明家/アメリカ出身
──── ∗ ⋅❅⋅ ∗ ────
■概要
キリスは、原子力事故の被曝生存者である。
母親は事故当日に死亡。
キリス自身も致死量に近い被曝を受け、一時は生存が絶望視された。多臓器不全、免疫崩壊、放射線障害──
しかし、
彼を救ったのは、父親の臓器提供だった。
父は原発技術者のエリートであり、
原子炉設計と安全管理に携わる、いわば“原子力の中枢側の人間”だった。
仕事を最優先し、家庭を顧みない人物で、キリスにとって父は「苦手な存在」だった。
それでも──その父の臓器によって、キリスは生き延びた。
仕事ばかりで、距離のあった父。理解できなかった父の選択と生き方。だが、最期に残された“命そのもの”が、皮肉にも、彼を救った。
事故後、キリスはキルシュ・ワイミーに保護され、研究者としての才能を見出される。
やがて彼は、ワイミーの後継者候補として注目される存在となった。
そして──彼が生み出したのが、ルミライトである。
「夢の金属」と称されたその素材は、
世界のエネルギー構造を変える可能性を秘めていた。
だが同時に、その開発過程で、キリスは取り返しのつかないものを失う。
友人であるコイルとドヌーヴ。
彼らは、ルミライトの事故により命を落とした。
自分が生み出した光によって、最も近くにいた人間を失ったという事実は、キリスの心に深い傷を残した。
■ 人間関係と内面
・コイルには長く片思いを寄せており、ドヌーヴよりも先に彼女と出会っている。
・Lを授かったものの、育児はうまくできなかった。しかし、子供が嫌いなわけではなく、“Lを恐れている部分”と “Lを限りなく愛している部分”が同居している。複雑で矛盾した愛情を抱く。
好きなもの: L
嫌いなもの: 光
知識:10
発想力:10
行動力:10
精神力:4
社交性:8
父性:10
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ドヌーヴ
元法学教授/日本育ち
──── ∗ ⋅❅⋅ ∗ ────
■概要
法律を専門に学び、かつては大学で夜神総一郎に法学を教えていた教授でもあり、元最高裁判所長官だった。
物腰は柔らかく、時折“抜けている”ように見えるが、それは周囲を安心させるための演技であり、本当の彼は極めて冷静で慎重。
強い正義心を持っているが、本人はそれを自覚していない。
犯罪のない社会を目指すため、自ら研究の道へ進み、監視カメラシステムやパソコン普及の必要性を広めるために発明家となった。
ルミライト実験にも“自分の意思で”参加しており、フラッシュとコイルは先輩にあたる。
好きなもの▶︎コイルと甘いもの
嫌いなもの▶︎恋愛
知識:10
発想力:10
行動力:10
精神力:10
社交性:8
正義心:10
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コイル
発明家/イギリス出身
──── ∗ ⋅❅⋅ ∗ ────
■概要
コイルは、幼少期に戦争に巻き込まれた子供だった。
空襲と混乱の中で、親と生き別れ、それ以降、再会は叶っていない。
生死すら分からないまま、彼女の人生から「家族」という概念は切り離された。
保護施設を転々としながら育った彼女は、衣食住には困らなかったが、親から注がれるはずだった愛情を、ほとんど知らない。
その後は、キルシュ・ワイミーの助手として活動しており、“助手”という肩書き以上の信頼を受けていた。
設計・分析・記録のすべてにおいて高い技術を持っている。
働くことに抵抗はなく、研究所にいる時間を心から楽しんでいる。
誰に対してもまっすぐに優しくあろうとする、その姿勢は最後まで変わらなかった。
好きなもの▶︎ドヌーヴ
嫌いなもの▶︎戦争
知識:8
発想力:9
行動力:10
精神力:8
社交性:9
母性:10
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ローレンス・ウッドロウ
(*Lawrence Woodlow*)
ワイミーズハウス新米職員/イギリス出身
──── ∗ ⋅❅⋅ ∗ ────
■概要
ワイミーズハウスに新たに採用された若い職員。
子供たちからは「ロロ先生」の愛称で呼ばれ、親しまれている。
朗らかで明るい性格だが、少し子供っぽく、危機管理能力にはやや欠ける一面もある。
それでも、常に子供たちのことを最優先に考えて行動し、ときに視野が狭くなってしまうほど、その思いは強い。
周囲の職員からは呆れられることもあるが、夜に眠れない子供たちのそばで添い寝するほど、彼は心から子供たちに寄り添っている。
好きなもの▶︎子供
嫌いなもの▶︎怖い話
知識:6
発想力:4
行動力:7
精神力:2
社交性:8
献身性:10
この物語は当初、二万文字ほどで終えるつもりでした。
ところが、書き進めるうちに想像以上に多くの景色や声が見えてしまい──気づけば十万字を超える一冊になっていました。
ワタリが発明した「摂氏28.7度で超伝導を示す金属」については、『L File No.15』に記されています。
あの金属があったからこそ、Lはたった一台のパソコンで、瞬時に犯人を突き止め、街中に張り巡らされた監視カメラの網を構築することができたのかもしれません。
物語の裏側にある技術的土台を、今回は正面から扱うことになりました。
そして今回、最も悩まされたのは──名前です。
Lには、8歳まで「名前がない」。
この“あり得なさ”をどう自然に保つかが、執筆中ずっと大きな課題でした。
人が生まれて、最初に「その人だ」と認識されるのは、顔と名前。
それは、親から子に与えられる最初の贈り物であり、愛の形でもあります。
名前を呼ばれることで、人は“個”になる。
誰もが通る当たり前の道のはずなのに──Lには、その始まりがありませんでした。
そしてその“顔と名前”という、愛の結晶のようなものを武器にして人を殺す死神がいる。
それはもう、死神以上に死神と言うほかありませんね。
どうか皆さんは、人からもらったその最初の愛──顔と名前を、大切にしてください。
余談ですが、私は執筆するとき、世界の雰囲気を保つために必ず音楽を流しています。(そのせいで誤字は増えます)
この作品は、『まだ知らない君がいる!』という曲を聴きながら書きました。
もしよければ、ぜひ聞いてみてください。
次は欧州バイオテロ事件が書けたらと思ってます。
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ここまで読んで頂き、本当にありがとうございました。
そして、L、お誕生日おめでとうございます。
あなたのいた世界がこれからも光り続ける世界でありますように──