─────────────────────
「」… 剣持刀也
『』… 剣持、モブ以外の登場人物
« » … モブ
[ ] … 幼少期の剣持刀也
─────────────────────
side_剣持
─────────────────────
あのまま、僕は寝落ちしてしまったようだ、
スマホの画面をみると2:16だった。
もう今日は着替えて寝てしまおうと思ったが、
もう眠気はぶっ飛んでしまった、
凄く、何となくだけど、散歩をしたくなった。
制服だと、補導されそうだから、
ジーパンとTシャツをきて、ジャンバーを羽織り、
フードを少し深く被った。
これで大丈夫だろう、
夜に散歩に行くのは初めてで、少しドキドキして
いた。
あんなことになるとは知らずに…
─────────────────────
近所の方は、シーンとしていて、
誰も居ない世界のようだった。
それも悪くは無い、なんて思いながら
いつもよりも遅めのテンポで歩いていると
奥の、駅のある方から人の話す声が聞こえた。
さっきの場所とは全く別のようで、
少し興味が湧いて、いつもと違う道を通り、
奥の方へ進んで行った。
道の開いた場所に出ると、そこは明るくて、
色々な店が並んでいた。
人もまぁまぁ居た。
なんというか、治安が悪そうな、所だった。
少し見て帰ろうと思い、ふら〜、と歩るいて
いると、後ろから肩を、ぽんと叩かれた。
びっくりして、ゆっくり後ろを見ると、
知らない男が、複数人居た、
それで、その人達は
«俺らと一緒に遊ばない〜?»
と、言ってきた。
ナンパだろうか…
ナンパかぁ…
僕を、求めてくれてるのかな?
それなら、
良いよね?
だって、やっと必要としてもらえるんだもん
僕、要らない子じゃなくなるんだよね
[だいじなこになれるかな?]
コメント
8件
控えめに言って神です
ダメだあああああ!いくなあああああ!