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それからまた何も変わらず呪術師として働く毎日。みんなとはそこそこな頻度で会っている。この前の飲み会では、


「そういや陣平ちゃん、捜査一課に転属願出してんだよ」

「何でだ?」

「んなもん、セリと萩を爆破した仇打つからに決まってんだろ」

「いや私ら死んでないし」

「勝手に殺さないでー!」

「大体萩!お前は何で防護服着てなかったんだよ!」

「もう反省して着てるからいいでしょ!」

「まあまあ、確かに駄目な事だったけどもう着てるんだし」

「ヒロの旦那は甘えんだよ」

「でも、本当に不思議だよな。よくそんな状況で生きてたよな」

「奇跡だよな」

「ねー」


私は萩原からの言いたげな視線を知らんぷりする。みんなは一生知らなくていいんだ。




萩原との爆発事件から少し、警察側の上司から呼び出しを受けた。


「何でしょう」

「五条、君には世界的犯罪組織への潜入を任せたい」

「はあ…」

「呪詛師と繋がっている可能性や呪具の取引きがあるらしい。普通の公安では太刀打ち出来ない」

「分かりました」


潜入捜査だそうだ。それにあたって新しい戸籍、新しい名前で生活しろとのこと。あまり表立って警察として動けなくなる。いや、元から表立って動けていないが…私は新しい名義のセーフハウスとスマホを用意した。




「マイアミ」

「ええ、終わったわよ」


私はマイアミというコードネームを貰い、組織の情報屋、掃除屋を行なっていた。割と中枢に潜り込めている。勿論、呪具を見つければそれの出所の捜索、回収。呪詛師を見つければ掃除、呪霊を見つければ祓除をしている。みんなとは連絡を絶った。五条名義のスマホにみんなからの連絡はよく来るが返信はしていない。向こうも事情を察していると思う。多分。

警察側の仕事で私が扱っているのはあの爆弾事件だ。毎年数字が書かれたfaxが届いている。多分、何かのカウントダウンだろう。相変わらず松田が転属届を出し受理されていないと聞く。爆処で大人しくしとけばいいのに。死んでもいない奴の仇打ちなんて、余程の仲間想いなんだな。


「マイアミ」

「はーい」


今日も私はマイアミとして引き金を引く。

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コメント

1

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ちゃんと組織の仕事は完璧にこなしてるんだ、

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