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第3話
嗚呼、イライラする。
どいつもこいつもクソばかり
特に大森ってやつ。
彼奴が視界に現れるだけでもイライラする。
なのに
なのに何故俺は今彼奴の家の前に居るんだ。
「 何してんの 」
後ろから声を掛けられびくりと身体を震わせた。
「 あ、大森先輩 」
「 何してんの人の家の前で 」
お前が来いって言ったんだろ、
「 すみません 」
「 とにかく中入りな 」
「 あ、はい 」
家に入るとこの前とは違う匂いが充満している。
俺の好きな匂い。
昔に大好きだった同性の家に行った事がある。
そいつの家の匂いと全く一緒だ。
あの頃は、相手に気持ちを伝えたが、きっぱりと断られてしまったのを覚えている。
でも今の俺は違う。
もうあいつの事は忘れたんだ。
あいつの事は、
彼奴、?
あいつって誰だっけ、
「 若井 」
「 おい若井 」
「 、!? 」
「 あ、はい 」
「 玄関でなにしてんの 」
「 中入れって 」
「 すみません 」
もういい、あいつの事は忘れたんだから、
思い出すとまた辛くなる。
思い出すのを辞めよう。
「 これ、良かったら 」
目の前に出されたのは缶ビールだった。
俺は普段お酒を飲まない。
飲むと人柄が変わるからだ。
特に大森と1番飲みたくない。
だが、先輩だ、断るとどうなるか俺には分かる。
「 あ、ありがとうございます 」
「 乾杯 」
「 乾杯っ、 」
カンっと音を鳴らして一気飲みをした。
すぐにでも家に帰りたかった。
だが、遅かった。
俺はいつの間にかあいつに誘ってしまっていた。
こうなる前に早く帰っておけば、嫌、元々行かなければ、良かったんだ。
だがもう遅い。
あいつはやる気満々だ。
彼奴の心を動かしてしまった。
俺は必死に逃げようとするが彼奴は逃がさなかった。
俺の足をがっちり捕まえ、口元を手で隠す。
「 んー、! 」
「 何 」
「 若井はなんでも出来るから、ね 」
なんでも出来る、??
俺は何でも出来るやつ、、?
ほんとにそのままでいたかったのか?
俺がほんとにしたかったのは、
次の瞬間脳に刺激が走る。
「 つ”!??! 」
ビクビクと腰を反る俺を見て大森はにやにやとしてる。
「 い”だぃ”っ、 んぁ、 」
尻に激痛がはしるが彼奴はお構い無しに何度も打ち付ける。
「 五月蝿いなぁ 」
「 何でも出来るやつなんだから我慢しろよ 」
嗚呼、うんざりだ
俺はこのために出来るやつとしている訳じゃない。
でも
体が段々と許していくのがわかる。
段々とあいつを受け入れてる。
嫌だ
あいつとだけは、
嫌なのに、
なんで
気持ちよすぎる。
「 大森先輩っ、、ひぅっ、」
「 何 ? 」
「 もっと、 欲しいぃ、 な、 」
「 唆るね 」
何受け入れてんだ。
あいつが企んでいたのは、これか?
意識が半々としている。
このままやられっぱなし、?
そんなの嫌だ。
いつもの俺に戻ってくれよ
「 イク 」
身体中には白い液が流れている。
ベットの周りにはコンドームのゴミが落ちている。
俺の中には彼奴のが、沢山入っているのが分かる。
もう意識も朦朧としているが大森は止めない。
「 これ付けてよ手錠。 」
言われるがまま、やられるがまま。
もう俺には抵抗する力も残っていない。
半分白目を向きながら手錠をつける。
彼奴はそのつけた両手を上にあげて何かに引っ掛けた。
ベットの壁の方に寄せられ、足を拡げられる。
もう何も出来ない。
何をしても無駄。
「 いや、っ、やめてよ、 」
俺が喋れるのはこのぐらいだった。
だが、やめてくれないのは分かってる。
手を縛られていて抵抗ができない。
それなのに彼奴は物を俺の中に入れ続ける。
「 ひぁっ、う”ぅ、んん” 」
「 も、無理ですぅ”、、あ”っ 」
そんな事を言うが、彼奴は無視して打ち付ける。
やられるがままだ。
俺の意識が飛ぼうとしている時に彼奴は口を開いた。
「 若井ってほんとなんでも出来ちゃうね 」
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