テラーノベル
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街外れに住む青年、太郎はとにかくわがままだった。
朝ごはんは白米でなければ怒り、天気が悪ければ空に文句を言い、妹の花子の結婚式は「明日にしてくれ」と平気で頼む。
だが、太郎には不思議な魅力があった。
絶対に嘘をつかないのだ。
ある日、友人の一朗が商店街イベントで人質のように扱われる事態が発生。
太郎は走り出す。
友情と家族のために。
笑いと少しの涙を交えた現代版「走れメロス」の物語が幕を開けた。
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