クラヤミランド

「百合」

象徴するものはないけど、概念としては「処女受胎をした存在」、「月と関連付けられることがある」、「月と関わりのある動物もしくは女神の象徴として扱われることが多い」などの特徴があると考えられています 処女なのに妊娠しているというのがとても不思議で印象的ですよね。神話によると、人間の父と、天空に浮かぶ月に住むと言われる兎の間に生まれた娘だったと言われていて、月に住むとされる白き女神の化身とも言われます また月は満ち欠けを繰り返す性質を持っているので、それに準えて出産もコントロールされているという考え方も生まれ、出産にまつわる呪術を行う際に重要視されるようになったのだそうです ギリシャにおいて月は「不和と戦争をもたらす」と考えられていたことから、彼女もまた月と関係の深い悪女というイメージが定着してしまい、多くの創作の中で悪女として扱われています 

月桂樹（オリーブ）の葉を身に着けていたことからその名が付いた 最高神は彼女が自分を裏切り、他の男と寝たことを知っていたため彼女に呪いをかけ、不死性を失わせたうえで追放したという。そのため、アテナと同一視されることもあった またヘラによって毒リンゴを食べさせられ、眠ったまま死んでいくシーンが描かれたり、魔女扱いされたりすることもある なお月桂樹には生命力の強さを象徴する意味もあるので、不死性と関係があるとかなんとか……まあよく分からないですね！（投げやり）