あらすじ必読 人形パロ ⚠オリキャラっぽい方が出てきますがほとんど介入しません。それと名前はマジで自分のセンスなんで実在する方々とは一切関係がありません。
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rdside
本当にたまたまだった。
否、通りがかった瞬間ここに行かなきゃなんて思ったんだ
そう思った瞬間、足が操られたかのようにふらふらとそこへ向かった。
そこは、路地裏の行き当たりばったりにあるような場所
外装は少し古びてて、だがレトロと言うには少し違う気がした。
まるでそこだけ違う世界かのような錯覚を起こしてしまうぐらいには不思議な見た目だった。
木製の扉に手をかけ、扉を開けてみる。
「お邪魔します…」
中には幼子…だいたい11歳ぐらいの少年少女たちが目を伏せて椅子に腰かけていた。
どの子もとても美しく、すこし先程の文に訂正するとすれば美少年少女たちというところだろうか。
「いらっしゃいませ」
店員さんが入っても見当たらず、1人勝手に見ていたもので急に声かけられてビクッっとする。
「あの…こちらのお店ってどういうお店なんですか…?」
「そうですね。こちらは“ドール”のお店です」
「“どーる”?」
「はい。こちらの子達の絡繰は秘密なのですがそうですね、、少し仕組みは違いますがろぼっと言うなるものと一緒です。」
「ロボット…」
「ご購入いただいた方によって使用方法は様々ですが大勢の方は世話用としてご使用いただく方が大変多いですね。」
「なるほど…」
「申し遅れました。私、こちらの店員を勤めさせていただいております。ウィリアムと申します。」
「ウィリアムさん、、」
外国らしい名前だなと思い改めて外見を見てみると黒髪ではあるものの目が日本人には珍しい綺麗な青色だ。いやでも俺は純血日本人なはずなのに髪も目も青なんだけど
「?如何なさいましたか?」
「あ、いえ特に何もありません!」
さすがに外見をジロジロ見るのは失礼だったなと心の中で反省し、視点を変えて店を見ていく。
そのことにウィリアムさんも気づいたらしく解説を一人一人入れてくれる。
ドールにも性格や特徴が違うらしくそこら辺をしっかり説明してくれる。
見て回ってる時にふと、立ち止まりまじまじと1人のドールを見続ける。
周りの子ももちろん綺麗だったがこの子は本当に綺麗だと思った。
綺麗なさらさらの金髪に伏せられた目はまつ毛が長くてぷっくり唇の綺麗な赤、顔立ちのバランスも整っている。
急に立ち止まったもんでどうしたどうしたと言わんばかりにウィリアムさんが覗き込んでくる。
「あぁ、そちらの子は明るい性格でして少し声が大きいのが問題ですが一般的な知識はあるものの精神年齢が少し幼く、一緒にいて楽しいそんなイメージを思わせてくれる子ですね」
「ほへ〜、、」
買いたい
かわいい
きれい
すき
じぶんだけのものにしたい
そんな感情が留め止めなく湧き出てしまったのだ
「お値段っていくつぐらいなのでしょうか、、」
あぁ、きっと高いんだろうなと心の中で心構えをしながらまつ
「代金は、、そうですね、、」
「1万円です。」
「、、は?」
我ながら間抜けな顔をしているだろうなと思いながら拍子抜けする。
「そんな安くていいんですか!?」
もちろん1万円は普通に見たら高い金額だろう。だがこのどーるというものを聞く限りそんな安い値段で買えるような代物ではない気がするのだ。
「もちろんです。こちらとしては1万円もいただけたら願ったり叶ったりですよ。」
なんて冷静沈着に話してくれるがこちらとしては脳の処理が追いつかない
「ま、まぁタダじゃないだけいいんですけど、、」
普通に考えて無料は怖い。だからまぁよかったっちゃよかったのか、、、、?
「お支払いさせていただきます。」
レジまで向かい、そこでしっかりお支払いを済ませる。
「1万円丁度、いただきました
それではどうぞ」
そこから俺の生活はガラリと変わった
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どうすればいいのだろうか。
通りがかり人の目は痛かったが何とかあまり人目につかずうちの持って帰ることが出来た
、、、まぁ、あまりってだけで文の冒頭にも言った通り見られたりはしたのだけれど
とりあえず後ろを確認したりして電源ボタンがないか確認する。
「、、、お!」
背中の服の辺にボタンらしきものを見つける。
洋服のことについて言及してなかったから今更ながら言うが貴族のおぼっちゃまみたいな、、下と上がなんか紐、、?で繋がれてて半ズボン、その下にフリルのシャツが着せられている
『…初めまして』
お、おぅ
こんなこと初めてだから少し戸惑う
とりあえず挨拶を返しておく
「初めまして、、?」
『名前を設定してください』
思いついてるわけじゃないので必死に頭を悩ます
うーーーーーん、、、
ぁ!そうだ!ぺいんとにしよう
急に思いついたその四文字の言葉
「《ぺいんと》」
『かしこまりました。』
『お名前を教えてください』
「らっだぁ」
『らっだぁ様、他になにかお願いごと等はございますか?』
「うーん、、、じゃ呼び捨てにしてよ」
『らっだぁ、、でよろしいですか?』
「タメ口も!!」
『わかったー!!』
おぅおぅ自分から頼んだとは言えど少し戸惑うな、、
というか声がリアルすぎる、、
機械じみたノイズ混じりの声じゃなくてすき通るような綺麗な声
イケボ、、かっこいい、、かわい、、
とまぁ少しあれだがドールとの生活が始まったのだ
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コメント
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小説書くの上手いですね!これからも頑張ってください!Twitterの方送らせてもらいました。名前はanoaです。