早速2話です、、
どうぞ、、!!!
占いの結果を聞いてから1ヶ月。
ジェルも俺も何もなくいつも通りに過ごした。
ちょっと変わったのが、二人の時間が多くなったのと、無言で二人で目を合わせることが増えたこと。
お互いに何を思っているのか、目でわかるようになった。何かをしていてもすぐ、心の奥にある不安が俺らをそうさせたのだ。
近いうちってどのくらいだろう。
大きな決断ってなんだろう。
俺はただジェルを守ることそれだけを考えて
この1ヶ月過ごしてきた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ジェル‼︎帰ろうぜ!!」
学校が終わり、すぐにジェルの教室に向かう。
あの日から毎日必ず一緒に帰るようにしていた。
いつ何が起こるかわかんねぇしな。
「うん!!それにしても毎日俺の教室来るの早いなぁーw授業終わってから5秒くらいで来るもんなぁw」
ちょっと引き気味に話すジェルに俺は
心の中で毎日のように考えてる言葉を吐く。
「そりゃお前を守るために決まってんだろッ」
「フフッ 毎日ありがとうな、、‼︎」
全く、、可愛い奴だ!!
「あぁ、、‼︎ 、、早く帰ろうぜ!」
「うん‼︎」
そしていつも通りちょっとした話をしながら帰っていると
俺の家とジェルの家への別れ道まできた。
俺はいつもジェルの家まで送って行っていた。
そしていつも通り、ジェルの家の方向の道に曲がろうとした時、
「さっちゃん! 今日はここまででええよ!」
「、、、ッえぇ⁉︎いや送るよ、、
てか毎日そうしてたじゃん、、。」
「いや今日は用事があってさ、!」
「それって店とかか?なら全然気にしなくて良いぞ。時間もあるし、
それになにより不安だしな、、」
俺がかならず守るって決めたんだから、、、‼︎
「いやええって!毎日毎日大変やし!
今日は何も起こらない気ィするし!」
「、、ッ‼︎それでも、、‼︎」「大丈夫、、‼︎
大丈夫やから、、」
、、、俺はジェルの顔を見て思った。
何か俺に隠してることがある、、と、、。
「、、わかった、、。
ッでも今日だけだからな!!!
俺がお前をどんなけ思ってんのかちょっとは自覚しろよ、、、、」
「、、さとちゃん、、
、、、ッありがとう、、‼︎」
そういうとジェルは走って行ってしまった。
それを俺は黙って見送る。
、、、
さて、帰るか、!!
って!俺がそう簡単にお前からはなれるとおもったかぁ!
絶対守るって決めたんだから、ジェルが 拒否
したってつきまとってやるぜ‼︎
そして俺は物陰からこっそりジェルを尾行することにした。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ジェル視点
(もうそろそろやなぁー)
皆んな俺が行きたい場所気になってるやろ?
それはな、、、、
1ヶ月前に行った占い屋さん!
なんで俺がさとちゃんと一緒に行くのを拒否したかっていうとな?
最近俺さとちゃんがいないとこで結構危ないことが起きてんねん。
具体的にいうと体育のバレーの時よく、ボールが顔面に当たりそうになったり、これはまぁ誰でもよく起こり得る話だと思うんやけど、
階段降りとったら、悪気はないんやろうけど
勢いよく降りてきた男子たちに呑まれて、階段から落ちそうになったり、調理実習のとき
俺が火加減を見にコンロの前行ったら何もしてないのに火が急に激しくなったり、、
他にも些細なことがチラホラ起こってるんよね。
それがあの”決断” と結びつくものがあるなら
怖いなぁ思って、あの占い師さんにまた占ってもらおうかなって
さとちゃんに言いたくなかったのは、心配させてしまうから。もうさとちゃんのあんな顔見たくない。笑顔でいて欲しいって思っちゃたんよね。
それが結果的に良くない方向に進むのは
神様の仕業なんかな。
1655文字!! 投稿2作品目にしては多い方!
( 前回2400文字くらいだったけど、、)
まぁそれはさておき続き気になる!って人は
ぜひハートよろしくお願いします!!
ある程度行ったらまた次も出そうと思います!
最後まで読んでくださりありがとうございます
コメント
2件
最高です👏続き待ってます➿🔆