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怪獣8号夢小説
⚠︎︎恋愛要素あり
⚠︎︎エセ関西弁
⚠︎︎原作無視
⚠︎︎オリキャラ名前あり
平気な方のみスクロール
設定▶︎
❥❥主人公:白川 彩月 (シラカワ サツキ)
第3部隊所属・怪獣生態研究員
戦闘も得意だが、基本はサポート・調査部門
温和な性格で、保科とは幼なじみ。
怪獣を“ただの敵“として見ない視点を持つ
❥❥保科宗四郎 (ホシナ ソウシロウ)
昔から彩月のことを密かに思い続けているが、全く気づかれず悶々としている。
その他原作通り?
怪獣ではなく、“生きもの“として
彩月「これは、防衛のための研究や。なんでも、殺すためだけに知るんとちゃうで」
彩月 の机には、捕獲された怪獣の臓器模型や、再構成された神経系統のデータがずらり。
――誰よりも怪獣を知っていて、
でも誰よりも、それを“敵”として断じるのが遅い人だった。
その優しさを、保科はずっと昔から知っていた。
研究室と現場の狭間で
レノ「彩月さん、また徹夜ですか!?顔色悪いっスよ!」
彩月「いや……? さっき10分くらい寝てきたけど…」
レノ「それは寝たうちに入りませんよ!!」
レノに怒られ、キコルにタンパク質バーを差し出される日々。
彩月の研究は、カフカの“怪獣8号”としての特性にも関わっており、日々重要性を増してきていた。
ある日、実地調査で出動した先に、保科が同行する事になった。
保科「ほな、俺が後ろ守ったる。前線は任せたで、彩月」
彩月「……頼もしいなぁ。ありがとう、宗ちゃん」
その一言だけで、保科はその日一日を笑顔で過ごせた。
幼なじみの特権
保科「子どもの頃から変わらんよな、彩月は。誰にでも優しい」
彩月「そうかな……でも、宗ちゃんには特別甘えやすいかも。昔から全部バレとるし」
保科「……そんなん言われたら、ちょっと困るわ」
彩月「えっ、なんで?」
保科「……そんなん、意識するに決まっとるやろ」
彩月「?」
保科は自分の胸の内を言いかけては、結局ごまかしてしまう。
彩月はいつだって、悪気なくド直球だ。
怪獣と人間の境界
ある日、暴走しかけた未分類の怪獣の鎮圧任務で、彩月が前線に巻き込まれる。
逃げ遅れた子供をかばいながら、怪獣の動きを止めようと自ら声をかける。
彩月「……あなたは、なにを怖がってるの?」
その一言に、一瞬怪獣の動きが止まった。
すぐさま保科が飛び込み、斬撃で封じる。
保科「アホが……何で危ない橋渡んねん!」
彩月「でも今、少しだけ、分かり合えた気がしたの」
彩月の柔らかい目に、保科は言葉を失う。
保科「ほんま……そういうとこ、昔からずるいわ。……惚れてまうやろ」
彩月「えっ?」
それでも、隣にいる
保科「……俺、ずっと前から彩月のこと、好きやった」
彩月「えっ……宗ちゃん……?」
保科「気づいてへんふりしてくれてたんやろ。気まずくなるの嫌やったから」
彩月は、しばらく何も言わず――
そっと、保科の肩に頭を預けた。
彩月「じゃあ、これからは気まずくならない程度に、ちゃんと応えていくね」
保科「……は?」
彩月「うちも、宗ちゃんのことずっと好きやったから。たぶん、小さい時から」
保科「ま、マジで……?」
彩月「うん。……ほら、ちゃんと寝てないと、また怒られるよ?」
保科の顔は真っ赤で、耳まで染まっていた。