- ̗̀⚠️ ̖́-
パラノワ
敵でも味方でもない平和な世界線
2人が不仲
彰人▶︎「」
冬弥▶︎『』
モブ▶︎{}
「ったく……なんでオレが他国の奴と見回りなんかしないといけねないんだよ」
『彰人、任務中は私語を慎め。』
「分かってますよ〜。冬弥って変な所で真面目だよな。」
『変な所じゃない、常識だ。』
『それはともかく、異常が特に無いなら早く報告書を書かなければ。』
「あー、……たしかにな。まぁさっさと済ませるか……」
『嗚呼、そうしよう。』
……
報告書を書いてる途中だと思ってください。
「……なぁ冬弥。お前って黒国の騎士団長なんだよな?」
『そうだが……それがどうしたんだ?』
「団長なら、お見合いとかあんのか?」
『……お見合いはお父様が許可しない限りする事は無いな。』
『私自身恋愛なんかよりも黒国の騎士としての役目を優先したいんだ。』
「(恋愛”なんかよりも”か……)」
「まぁお前の父様色々と厳しいもんな。」
『しかしその分騎士として色々な場面で役に立つ事が出来てると思うんだ。』
「お前が満足してるならいいとは思うが……結構不満とか溜まってるんじゃねぇの?」
『仕事をしている以上、不満は私事だ。そのくらい耐えれる。』
「ふーん、そうかよ。ってか、報告書出しに行くんじゃねぇの?」
『……!嗚呼そうだな。彰人は書き終わったのか?』
「まぁな。オレの事はいいからさっさと出しに行くぞ。」
『わかった。』
『……彰人はやる時は真面目に取り組んでくれるのだな。』
「あー。まぁ……な。」
『ふふっ、彰人のその心。かっこいいと思うぞ。』
「ぁーえ、って、はッ!?///」
『その言葉通りなのだが……変な事を言ってしまっただろうか……?』
「っ、なんでもねぇよ。さっさと出しに行くぞ。」
『?嗚呼、分かった。』
……
出しに行った後
『……彰人。特に何も言われなくて良かったな。』
「まぁ……たしかにな。というかお前が反応気にするのなんて珍しいな。」
『いや……私が彰人に声をかけてからどうも様子が挙動不審だったからな。少し文面がおかしくないか心配したんだ』
「はぁ……。なんだそう言うことかよ、無駄に驚かせんな。」
『すまない……まぁしかし何も言われなくて良かったことに変わりは無い。』
「ったく、そうかよ……。」
「そういえばお前ってこの見回りで今日の仕事終わりか?」
『嗚呼、少し自主練習をしてから自国に戻ろうと思う。』
「……なぁ。その自主練習付き合ってもいいか?オレも丁度見回りで仕事終わるから。」
『勿論だ。寧ろ一緒に指摘をし合えるから感謝する。』
「オレからも、ありがとう。じゃあこの後休憩してから一緒に稽古場所行くか?」
『嗚呼、そうしよう。それじゃあまた後で。』
稽古場所
『……あ、彰人。こっちだ』
「お、冬弥、悪ぃ待たせちまったか?」
『いいや、大丈夫だ。私も今来たばかりだからな。それじゃあ自主練習を開始するか。』
「おう、分かった。」
「あ、てか稽古中とかは私語使っていいんじゃねぇの、別に任務でもねぇんだから」
『だがしかし……なんだか私語に使い慣れないからどうしても品がないと思ってしまうんだ。』
「別に、そんくらい気にしねぇよ。寧ろ私語の方が指示とかしやすいだろ。まぁ、無理強いはしねぇけどよ。」
『では……今の間だけ私語を使ってみようと思う。改めてよろしく頼む。』
「おう、よろしくな」
……稽古中
{なぁ青柳ー!この剣ってどっち向きに握ればいいんだっけ?}
「ああ、そこは右手を左に握って……」
{お、行けたわ。ありがとなー!}
「いいや、礼には及ばん」
『あ、とう……』
{あ、なぁ青柳。自分の剣の実力見てぇから一緒に見合いしてくんね?}
『!嗚呼分かった。俺も丁度見合いがしたかった所だ。』
「……」
{うーわ、東雲が不機嫌になってる}
「は?なんか悪ぃかよ。というかお前、年上には敬……」
{青柳パイセンのことだろ?}
「……は?な、なんでお前が知ってるんだよ!!!」
{うるせっ、見てたらわかるだろ。上司の部屋の前でだってイチャイチャしてるし。嫉妬とかしてるんじゃねの〜?}
「うるせっそんな訳……」
{あ、出来たわ。青柳あざーーす!}
『ふふ、こちらこそ感謝する』
「…………」
{ほぉれ!見たこっちゃない!}
「あーーわかったよオレはお前の言う通り冬弥が好きだわ。それでモブに嫉妬してる。んでそれがどうした」
{だから、告白したらいいんじゃねぇのって}
「そんな簡単に出来るわけないだろ。というか立ち話が長すぎる。そろそろオレ自主練習戻らねぇとだし」
{無駄に東雲パイセンそうゆう所真面目っすやね。まぁとりあえず最後にそこにいる青柳パイセンの顔みてみてくださいよ。}
「は?冬弥がな……に……」
向こうにちょっとしょぼんとしてる冬弥がいると思ってください
{ほら、相手だってきっと俺とパイセンが話しすぎてるから嫉妬してるんすよ、無自覚で}
「冬弥に限ってそんなことあるか……?しかもさっき(朝)まで塩対応だったし……」
{まぁ色々とパイセンの自由にしたらいいんじゃないっすか?俺は先輩の恋のキューピットなので今度奢ってくださいねーーーそれじゃ}
「はっ!?お前待てっ💢」
「……行っちまったか……。冬弥……とうや……」
『…………あ、彰人……?』
「っはぁ!?冬弥、なんでここに……?」
『その……彰人があまりに話しかけてこないから自分から喋りかけようとしたのだが……迷惑だったか?』
「いや、全然そんなことねぇし、後輩に絡まれてただけだし。……まぁ。とりあえず見合いするか?」
『……!嗚呼分かった。では、準備しよう』
……自主練習終わり
『彰人、今日は色々と世話になった。感謝する。』
「オレからも、ありがとな。お前この後はもう黒国帰んのか?」
『いやその事なのだが……実は急用の仕事が入ったんだ。だから、あと1週間はここに居る』
「へぇ〜。って事はまだ白国に居てくれるってことだよな?」
『嗚呼、そう言うことになる。これからもよろしく頼む、彰人。』
「おう、よろしくな。」
「(あと1週間は一緒に居られるっつー事か……。)」
『そういえば彰人はどこで寝ているんだ?白国の事がまだあまり理解できていなくてな。』
「ここの国だったら……自分の家か騎士専用の寮的な所もある。」
『そうなのか。その騎士専用の寮は俺でも使えるのか?』
「ああ、別に申請書にかけたら別に他国の奴でも寝れるとは思うぞ。そこで寝んのか?」
『嗚呼、そのつもりだ。彰人はどこで寝るんだ?出来れば彰人と一緒の方が心強いのだが……。』
「オレは自分の家で寝るけど……お前はいいのかよ。」
『?何がだ。寧ろ俺は一緒の方が良いのだが……。やはり迷惑だろうか。』
「 別に迷惑じゃあねぇけど……。まぁオレん家くるか……?」
『……!嗚呼、そうさせてもらおう。』
「おう、じゃあちょっと歩くけどもう行くか。」
「(あーーーやべ、1番嬉しくて心配なルートになっちまった。ぜってぇ)」
ノメアキ回想
「あ、彰人……どうしたんだ……?」
『悪ぃ……もうオレも限界なんだよ。』
チュッ
「っ!?ん……ふ…♡」
「ぁ、き……っ♡」
くクチュクチュレロレロォ♡
「っう♡ぁッ♡ん”っぅ♡」
『(かーわい……♡)』
「ッん”〜!」
トントン
『あ、わ、わり……』
「別に…い、……嫌ではなかった…///」
『あ、ありがとな(?)今の忘れてもう寝……』
「っ、あ、彰人。その……さ、最後までして欲しい……///」
『……お前、それどうゆう意味かわかってんのか。』
「嗚呼、わかっているから言っているんだ。」
『ふぅん……。じゃあ……』
『覚悟しとけよ?』
追記。「」と『』反対です。
「(ぜってぇこうなるし……)」
『彰人……?黙り込んでどうしたんだ。』
「あ、悪ぃ。ちょっと考え事してただけだ。」
『そうなのか。それじゃあ彰人の家に向かうか。』
「おう、そうだな。」
途中で追記した通り「」と『』が反対の場面がありますm(_ _)m決してリバした訳では無いのでご安心ください。次の休日に後編を書くつもりです。多忙なのでコメ返遅れます💦
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