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眉目秀麗、成績優秀、家柄も申し分ない。狂気を感じる程のシスコンであることと愛想がないことを除けば完璧であるランス・クラウンには悩みがあった。

恋人であるドットが情事の際に絶頂に達していないのだ。俗に言うマグロ等では無い。嬌声、生理的な涙、紅潮した頬、張り詰めている局部、身体の様子から分かるように感じていない訳では無さそうだ。もしこれが演技なら今すぐ学校なんか辞めて役者になることを勧めるだろう。

何故感じているのに絶頂までには行かないのか。

3日3晩考えた末にたどり着いた結果が

(俺が下手なのでは…?)

ランスの技量が足りてい無さすぎてドットを満足させてあげられていないのではないか。生まれてこの此の方、性的欲求を満たすための行為など興味を持ったことも、勿論経験をした事もない為、これは十分に有り得る話だ。

(ドットにも気持ちよくなってもらわなければ…俺だけなんてほぼ強姦ではないか、)

そのためにはテクニックを磨きあげる必要がある。まず知識を身につけるためにランス・クラウンは本屋の奥深くに向かった。







性的行為をする際に1番恐ろしいのはなんだと思う?俺の中での答えは一択。

無知だ。

俺の恋人であるランス・クラウンはいいところのお坊ちゃまなので、性的なことについて全くと言っていいほど知識がない。そのせいで俺は毎回酷い目に遭いそうになっている。

雌イキ。男性が射精をせずに絶頂することを指している。そして俺はランスと付き合い、夜な夜な交わっている中で、雌イキをすることが多くなってしまった。自分のモノが人よりかなり大きい事を自覚していないランスが、自由にナカで動くので漫画でしか見ないような“イキっぱなし”状態になることが多かったのが原因だろう。そうに違いない。さらに彼奴は雌イキを知らないため俺が達していないと勘違いしイったばっかりなのに攻め続けようとするため毎回必死に抵抗し免れている。が、そろそろ彼奴も違和感を覚えてきたようで…

とても嫌な予感がする…


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