コメント
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rdさんヤンデレ系も合ってますね… 案外これも良いかもです!!いぶいぶさんの作品めっちゃくちゃ好みです…!!! 続き待ってます…!!
”ヤンデレ”
※らだぺん
※ご本人様とは一切関係ございません
※何でも許せる方のみ
ぺ「いって·········」
ズキズキと痛む頭を抑えながら身体を起こす。寝起きでまだ開かない目を擦り辺りを見回す。
ぺ「何処だ、ここ·····」
自分の部屋でもない、知り合いの部屋でもない。全く知らない部屋に俺は居た。
あるのは一つの窓とベッドだけ。無機質な部屋とはこういうことを言うのか。
何て考えていると扉が開いた。
ぺ「え··········?」
俺は目を疑った。
扉が開いた先に居たのはらっだぁだった。
ら「ぺいんと、目覚めた?」
ぺ「さ、めたけど·····」
ら「どっか痛いところない?」
ぺ「頭が少し·····痛いくらい」
ら「そっかぁ·····強くしすぎたかな」
ぺ「待って、何の話?何か知ってるの?」
ら「覚えてない?」
俺はらっだぁにそう言われ何があったのか思い出してみる。
記憶がぐちゃぐちゃになってるせいであまりよく覚えていない。
ぺ「後ろから誰かに殴られた、くらいしか覚えてない·····」
ら「それが俺ってわけ」
ぺ「···············は?」
既に頭の中がぐちゃぐちゃなのに更に意味のわからない事を言われ、思考が停止してしまう。
ら「俺、ずっとぺいんとの事好きなのに全く気づいてくれないからさ」
ぺ「どういうこと、?」
ら「誰かに取られる前にこうやって閉じ込めておこうって思って」
と、ニコニコしながら言うらっだぁが恐怖でしかなかった。
ぺ「何の話·····?俺のこと好きって·····」
ら「そのままの意味。俺ぺいんとのことなら何でも知ってる」
ぺ「何言って·····」
ら「ぺいんとが何してるか全部知ってる。例えば·····最近コンビニ行ってるよね。あの飲み物ハマってるの?ずっと同じの買ってるから気になってるんだけど」
ら「それと、毎回新作のスイーツチェックしてるのも知ってるよ。可愛かったからつい写真も撮っちゃったんだ〜」
なんて言ってらっだぁはスマホを見せてくる。そこにはハッキリと俺の姿が映っていた。
ら「ね?これで分かった?俺は本気だよ」
ぺ「それ、消して·····」
ら「何で?」
ぺ「何でって·····おかしいだろこんなの」
ら「何もおかしくないよ。俺はぺいんとの事を愛してる。それの何がおかしいって言うの?」
ぺ「普通閉じ込めたり盗撮したりなんてしない·····」
ら「普通、ね〜誰が決めたの?そんなこと」
ら「人それぞれ愛し方なんて違うよ。これが俺の愛し方」
そんなこと言われてしまっては何も言い返せない。
なんで今まで気づかなかったのだろう。確かに誰かが着いてきている気はしていた。でもこんなに身近にいる人だなんて思わなかった。
ら「何で気づかなかったんだろって思ってる?」
図星すぎて何も言えない。それに、今のらっだぁに何言っても無駄な気がした。
ら「図星なんだね。本当に可愛い·····♡やっと二人きりになれたんだ」
ぺ「や·····だ、」
ら「大丈夫。ここには誰も邪魔するものはいない·····俺とぺいんとだけ」
ぺ「だ、だれか·····っ!」
ら「ここ地下だから叫んでも意味ないけど、俺の言うこと聞いて大人しくしてね。痛いことされたくなければ」
らっだぁに口を塞がれあまりの勢いに顔を顰める。そういうらっだぁの手にはナイフが握られていた。
ら「怖い?その顔ちょーそそる♡」
目に涙が溜まるのがわかる。
もう逃げられないという不安と恐怖から。
ら「だいじょーぶ。俺が愛してあげるから·····♡」
ヤンデレ大好物で沢山書きたいので、他のお話を書きながらこのお話の続きも書いていきます。