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100話おめでとう!!! ホークスお前超いけめんやんか!?ずっるいな!!なんか嫌いになれんとことかがなんかやだ!ダァァー!! 永久ちゃんヒーロールートなのか、?
100話まで続けられんのすごぉ
100話おめでとう! 最後の言葉誰が言ったかうちにはまっっったく分からんwww まぁとりあえず今回も良かったよ!続き楽しみにしとるねー! けど無理厳禁よ‼️ 明日の大会?頑張れー!ファイティン🔥遠距離から応援しとる‼️
福岡の夜は、都会の喧騒を遠くに置き去りにしたような冷ややかな静寂に包まれていた。
ホークス事務所の一室、与えられた仮眠室のベッドに、永久は一人、膝を抱えて座っていた。
部屋の明かりは点けていない。カーテンの隙間から差し込む街灯の頼りない光だけが、
床に落ちたままの自分の手のひらを青白く照らしている。
昼間、ホークスにぶつけた言葉の残響が、自分の脳内で何度も、何度もリフレインしていた。
「、、、私は、何に怒っているんだろう」
切島が傷ついたことか。緑谷がボロボロになったことか。それとも、
彼らが傷つくことを「計算」できなかった自分自身のことか。
考えれば考えるほど、視界は泥濘の中に沈んでいくようだった。
ヒーローは、誰かを救うために戦う。その過程で傷つくのは
「名誉」なことだと世間は言う。 けれど、その「名誉」の裏側で、
爆豪が奪われた自尊心はどうなる。切島が味わった無力感は、誰が補償してくれる。
救われた命の数だけ、救われなかった心や、壊された日常が積み上がっていく。
その歪なバランスの上に成り立つこの社会が、永久には耐えがたく不完全なものに見えていた。
「いっそ、全部なくなればいいのに」
そう思えば楽になれる気がした。守るべきものも、期待すべきものも、
信じるべきシステムも、すべてを白く塗り潰してしまえば、
こんな風に胸が締め付けられることはない。闇の中に溶けてしまいたい。
ヴィランと呼ばれる存在たちが抱く、破壊への衝動。それが今の自分には、
毒ではなく甘い誘惑のように感じられた。
けれど。 その闇に完全に沈み込もうとする瞬間に、いくつかの「光」が網膜の裏側で弾ける。
体育祭で、泥臭く立ち上がった切島の笑顔。
ボロボロになりながらも、誰かのために拳を振るい続けた緑谷の背中。
不器用で乱暴だけれど、自分の存在を確かにそこに認めてくれた爆豪の体温。
そして、今日、自分を無理やり引き止めて、「人間だよ」と言ったホークスの、あの寂しそうな瞳。
それらは間違いなく、この不完全なヒーロー社会が生み出した「善」だった。
システムがどれほど欠陥品であっても、その中で懸命に生きようとする
個人の意思までを否定することはできない。
「、、嫌いなのに。こんな世界、大嫌いなのに」
嫌悪と、捨てきれない憧憬。 破壊したいという渇望と、守りたいという祈り。
正反対の感情が、永久の心の中で激しく衝突し、火花を散らす。
葛藤。 逃げ場のない自問自答。 自分は、彼らと同じ側に立ちたいのか。
それとも、彼らを傷つける側を望んでいるのか。 答えの出ない問いを繰り返し、
永久はいつの間にか足元を見つめたまま、深い思考の海で溺れかけていた。
パシッ、と。 乾いた音が静かな部屋に響いた。
「、、、っ!?」
衝撃に顔を上げると、そこにはいつの間にか部屋に侵入していたホークスが、
呆れたような顔で立っていた。彼の手は、今しがた永久の後頭部を軽く叩いた形のまま止まっている。
ホークス 「いつまでそうやって、床の模様と睨めっこしてるつもり? 畳の目でも数えてるの?」
永久 「、、勝手に入らないでよ。ノックくらいしたら?」
ホークス 「したよ、三回も。君が考え込みすぎて幽霊みたいになってたから、
強制終了してあげただけ。ほら、行くよ。夜のパトロール。
福岡の綺麗な夜景でも見れば、その湿っぽいツラも少しはマシになるでしょ」
永久は不満げに眉を寄せたが、ホークスの有無を言わせぬ空気に押され、重い腰を上げた。
夜の街を、ホークスの後を追って歩く。 彼は時折、市民と親しげに言葉を交わしながら、
軽やかな足取りで進んでいく。永久はその数歩後ろを、
まだ整理のつかない感情を抱えたまま、ぼんやりと付いていった。
「(やっぱり、この人は理解できない。
あんなことがあった後に、どうしてこんなに笑っていられるの)」
そんな思考に囚われていた、その時だった。
パトロールのルートから一本外れた暗い路地裏。そこから、
異様なプレッシャーを放つ影が飛び出してきた。
それは、死穢八斎會の残党か、あるいは騒動に乗じて現れた野良のヴィランか。
ヴィラン 「死ねッ! ヒーロー!!」
放たれたのは、鉄柱をも容易く断ち切るほどの鋭い刃のような個性。
永久は反射的に氷を作ろうとしたが、先ほどの葛藤で精神を削りすぎていたせいか、
指先の反応が一瞬だけ遅れた。 目の前に迫る死の予感。
永久は、自分の「油断」を悟り、思わず目を瞑った。
――けれど、衝撃は来なかった。
ホークス 「おっと。危ないねぇ」
耳元で、風を切るような音がした。目を開けると、そこには自分のすぐ前で、
数枚の剛翼を盾のように展開して攻撃を防ぎきったホークスの背中があった。
彼は振り返ることなく、片手で襲撃者の動きを封じ、
もう片方の手で永久を自分の背後へとグイと引き寄せた。
ホークス 「考え事をするのは勝手だけどさ。戦場で立ち止まるのは、
ただの自殺志願だよ。君、まだ死ぬには早すぎるでしょ?」
永久 「、、、ぁ、、」
ホークス 「俺を嫌うのは構わない。でも、俺の背中を見てる間くらいは、
ちゃんと生きてなよ。君が嫌ってるこのヒーローって仕事、意外と命懸けなんだから」
ホークスの言葉には、いつもの軽薄さは微塵もなかった。守られた。
自分が否定しようとした「ヒーロー」という存在に、今の自分は生かされている。
永久の胸の中で、凍りついていた何かが、パキリと小さな音を立ててひび割れた。
永久 「、、、分かってる。言われなくても、分かってるよ」
永久は、ホークスの背中の服を、ほんの少しだけ強く握りしめた。
葛藤が消えたわけではない。闇が晴れたわけでもない。
けれど、この広い背中越しに見た夜の街は、昼間よりも少しだけ、鮮明に見えた気がした。
「次は助けられない。私も、戦うから」
絞り出すような声でそう告げると、永久の手から、再び静かで鋭い冷気が溢れ出し始めた。
それは誰かを傷つけるための破壊の力ではなく、今はただ、
目の前の不条理を押し留めるための、必死な抵抗の証だった。
ホークス 「ははっ。いい返事だね、永久ちゃん。じゃあ、
サッサと片付けて美味いもん食いに行こうか!」
ホークスが翼を広げ、夜の闇へと舞い上がる。永久もまた、
自分の足で地面を蹴り、彼が見せる「光」の射す方へと踏み出した。
「お嬢、、もうそろそろだよ。」
はい、どうでしたか。
昨日投稿できなくてごめんなさいね、
忙しかったわけでもないけどなぜか書く気しなくて、
あ、でも部活ありました。
8時から11時ぐらいまでやってたかな、
マジで疲れた。吐いたもん、100m連続3回とか死ぬて。
明日大会でーす。筋肉痛で終わってる。
5628文字!!
終わります。