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第四話
注意書きは第一話をご覧下さい。
紫「それじゃ行ってくるな〜」
水「なにかあったら叫んでね?」
赤「うん。行ってらっしゃい」
今日は水紫が出かける日。
赤ちゃんはお留守番です。
赤(……今日もあの人たち来るのかな…)
赤「……ずっと座ってるのもつまんないな……」
ガサガサ…ッ
赤「!」
赤(だ、だれ…?)
桃「こんにちはー♪」
赤「も、桃くん……」
桃「……(っ’ヮ’c)」
赤「…?どうしたの……?」
桃「桃くんって……あだ名…?」
赤「……あ。」
赤(つい3人(水、紫)で話してる時のあだ名で呼んじゃったー!!)
赤「ご、ごめん…」
桃「…いや、めっちゃ嬉しい…///」
赤「…へ?」
桃「だってずっと名前で呼ばれてなかったんだよ!?やっと呼んでくれたと思ったらあだ名だしさ〜!!」
桃「ねね、これからもそうやって呼んで!!」
赤「あ、うん……わかった」
桃「やった!!✨」
赤(なんか……可愛いな…)
桃「そうだ!お土産でドーナツ持ってきたの!」
赤「ドーナツ…?なにそれ?」
桃「甘くてとっても美味しい食べ物だよ♪赤もきっと気にいるよ」
赤「へー……食べてみたい……✨」
桃「青たちも後から来るらしいし、みんな揃ったら食べよ♪」
赤「うん……!」
桃「あの二人はお出かけ中?」
赤「うん」
桃「なんか水っちいっつもどっか行ってるね?」
赤「水っちが3人の中だと1番偉いから、よくどっか行くの」
桃「へーそうなんだ♪」
すっかり仲良くなった赤組。
桃「赤はお留守番ってこと?」
赤「そう。……でも、つまんない」
赤「自由に歩けないから座って過ごすしかないし、暇なんだ」
桃「……そっか、そうだよね…」
桃「……いいこと思いついた!✨」
赤「いいこと?」
桃「俺が赤を運べばいいんじゃない!?✨」
赤「……?」
桃「ちょっと失礼。よっと…」
ヒョイッ(赤をお姫様抱っこする)
赤「…へっ……、!?///」
桃「これならどこでも行けるでしょ?♪」
桃「てか赤軽いね。どこまででも運べちゃうよ♪」
赤「…え、えと……その……𖦹.𖦹⸝⸝⸝」
急にお姫様抱っこをされて混乱してる赤。
桃「早速どっか行く?俺もこの森まだ知らないことだらけなんだよね〜」
桃「……赤?」
赤「も、むり……////」←キャパオーバー
桃「赤ー!?」
赤「……ん…」パチッ
赤「……あれ…赤…なにしてたっけ……」
サラッ…(なにかに触れる)
赤「…ん……? 」←まだ寝ぼけてる
赤(何かに触った……)
桃「スー……スー… 」
赤 Σ(・ω・ノ)ノ←目覚める
赤「な、なんで桃くんがここに……?」
桃「んん…?赤……?」
赤「あ、ごめん、起こしちゃった…?」
桃「…へへっ♪赤だぁ♪」サワッ(ほっぺを触る)
赤「!?///」
桃「ふふっ、赤かぁいいね♪」←寝ぼけてる
赤「な、な……//////」
赤「目を覚ませー…!!」バチンッ
桃「いっっった…!?」←目覚める
水「…起きたっぽいね」
紫「何やら美味しい展開の予感…!!✨」
黄「だからなんやそれ??」
青「まだ2人にさせたるか」
赤<水っち〜……!
水「呼ばれてる…?」
紫「あれやない?運んでほしいんやない?」
水「あ、そういうこと」
青「いや、ここは桃が運ぶところやろ」
黄「せやな」
紫「赤ちゃーん!水ちゃん今手が話せないみたいやから、桃ちゃんに運んでもらって〜!!♪」
<……
黄「返事がないな?」
水「恥ずかしがってるだけだよ」
青「楽しみやな〜♪」
桃「…」←顔腫れてる
赤「…////」←犯人
水紫青黄「なにがあった??」
桃「いや……いろいろありまして……」
青「お前絶対やらかしたやろ」
赤「てか水っち手空いてるじゃん…///」
水「……いや、今空いた」←嘘
赤「桃くん、座らせて?」
桃「あ、はい…」
🎲「……」
🎲(いや気まづッッ!?)
黄「…あっ、せや桃!ドーナツあるんやろ?みんなで食べようや!」
桃「あ、そうだね!持ってくる!」タッ
紫「赤ちゃん、後で話聞かせてや♪」
赤「な、なんにもないもん…///」
水「可愛いね赤ちゃん」
青「桃あれ絶対なんかやったやろ」
黄「後で聞こうか♪」
桃「はい、どーぞ♪」
紫「これがドーナツって言うんや…✨」
水「真ん中に穴が空いてる…?」
赤「…美味しそう…」
青「好きなのとってええで」
子供組「いただきます」あむっ
紫「…なにこれ美味っ✨」
水「美味しい…」
赤「…あむっ…あむっ…」←無言で食べる=美味しい
黄「喜んでくれたな♪」
桃「持ってきて正解だったね♪」
紫「黄くん!今度ドーナツの作り方教えてや!♪」
黄「ええで、一緒に作るか♪」
紫「やったー♪」
赤「……美味しかった」
桃「よかったー♪」
桃「赤、この味も食べてみる?美味しいよ♪」
赤「…貰っていいの?」
桃「もちろん♪どーぞ♪」
赤「…ありがとう…♪」
水「僕が食べてる味はなに味なの…?」
青「知らないで食ってたん!?」
水「美味しそうだなと思ったから食べてたの」
青「それは抹茶味やで」
水「抹茶…お茶の仲間?」
青「せやで」
水「へー、そうなんだ」
水「青くんのはなに味?」
青「俺はフルーツポンチ味」
水「フルーツポンチ…?美味しいの?」
青「初めて食べたけど美味いで」
水「…」
青「…いる?」
水「…」コクッ
青「ほい」
水「ありがとう」
青(わかりやすいなw)