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朝起きたらなんか後ろと頭に違和感があった。
しかもなんかしらないけど立てない。
立つことも、立って歩くこともできない。
手を見てみると手の表面が肉球になっていて手が丸かった。
「ひゃ!!?」
え?待って、え?
「にゃ……」
まって。日本語喋れねぇんだけど
「にゃ!!!!」
え、まって、、
急過ぎて状況が飲み込めないんだけど
とりあえず違和感がある頭らへんを触ってみた。
なんかもふもふしてるところが一部あった。
え、猫になってる、?
はいはいしながらなら歩けるから鏡に行って自分の姿を見てみた。
鏡には猫がいた。
黒猫だ。
え、ていうことは俺黒猫ってこと??
もう一回鏡を見てみる。
うん。ねこだな。
うん。
え。どうすんのこれ
俺はちょうど休みなんだけど、
家にはチャヌしかいない。
とりあえず気合でドアあけてリビング行ってみるか、
よし、あいた。行ってみよ…
「にゃー、」
「んえ、!?!?猫!?!?」
そうだよなぁ、飼ってもねぇ猫家に居たらびっくりするよなぁ、
「にゃ!!にゃー!!」
「んー、君どこからきたの?」
あー、だめだこれ、
俺なんだけどな、、、
「にゃー、」
「わかんないかぁ、」
わかんないっていうか、俺部屋から来たんだけど……
「かわいいね、うちで飼ってあげようか?」
ていうか、俺だよ、
ジュネなんだけど、
ここの家にいる人なんですけど、
「にゃ…にゃにゃ!」
とりあえず自分の部屋に案内してみた。
「ん?ついてきてってこと?」
「にゃあー」
にゃーしか言えないけど返事してみる。
「わかった。」
伝わったみたいだ。
開けた俺の部屋に入ってベットの上に座ってみた。
「あれ、ジュネがいない、」
「にゃ!!にゃーにゃー!!!」
どうにかして俺がジュネってことを伝えようとする。
ベットの上でジャンプをしてみたりもした。
「ん…えーっと、」
「にゃね!!!」
気合でどうにか伝わらねぇかなと努力してみる。
「ん、?にゃね、、、じゅね、??」
「にゃ!!!にゃ!!!」
伝わりそうだ。
チャヌは理解が早いからたすかる。
「え。まさか君ジュネなの?」
「にゃ〜!!!」
伝わった!!!
「え、ほんと?」
「にゃ!!!」
くっそ、日本語喋りてぇ、
日本語理解できるんだけどしゃべれねぇんだよな、
「日本語理解できてるっぽいし、本物かな、?」
「にゃ!!!!にゃ!!!」
「今コクってしたよね、?じゃあジュネかな、」
「にゃ!!」
「ジュネだね、、どうしよ、キャットフードとかないんだけど、」
いや、キャットフード!?
人間用の飯でいいんだけど!!
俺元人間だから!!!
「うーん、とりあえず、、、撫でとくか、」
「にゃ!!?」
急に撫でられた。
いや、俺だっつーの、
別に撫でられるの好きじゃねぇ………いや、すきかもしれねぇけど、
なんか、なでられると、あれっつーか、
照れるっていうーか、
「かわいいね、ほらよしよし」
「にゃあー…」
どうしよ、甘えてるようにしか見えねぇじゃん…
いや、でもせっかくだし甘えるか
寂しかったし、誰も構ってくんねえから、
思う存分甘えてやろうじゃねぇか
「猫になったジュネかわいい、」
「んにゃあ〜、」
うおっ…!!
っあ、!!?
持ち上げられた。
「ん、暴れないんだ、」
持ち上げられたままずっと撫でられている。
真上にチャヌが見えて、いつもより大きい。
「にゃぁ…」
ずっと見られてるのが、なんだか恥ずかしいつーか、
そんなこんなで1日を過ごしていった。
次の日。
朝起きたらもう猫じゃなくなっていた。
なんで猫になったのだろうと思ってたけどそんなことはあんま気にしないようにした。
でも、正直猫もよかったな、
🔚