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2025.6.11
黄目線
どうもみなさま、こんにちは。
可愛い可愛い彼女と付き合って半年も経つのに、いまだに抱いていないきりやんです。
俺が大切にしたいから、というわけでない。
いや、まぁ大切にはしてるけど正直に言って抱きたい。抱き潰したい。
けれど可愛い彼女を何度誘っても『いやだ』の一点張り。俺としたくないのかと問えば、そういうわけではないと答えてくれるが明確な理由を教えてはくれない。
寝室の扉を開けると、ベッドの上で静かに読書する彼が目に入る。はやくこの整った澄まし顔をどろどろに溶かしたい。
「ねぇ、スマイル?」
「…なに?」
面倒そうな表情をしながらも読みかけの本を閉じ、俺の呼びかけに応える。あぁもう、ほんっとうに可愛いな。
「今日抱いてもいい?」
「は!?いやいやいや!しないって!」
「…なんでいっつもそんなに嫌がるの?」
いつもスマイルが嫌がることはしてこなかった。愛を伝える方法などいくらでもあるけど、俺も男だしもちろんそーゆうことをしたい。
ちゃんと伝えるように真剣にみつめる。
綺麗な顔が僅かに歪んだ。
「…そんなにやりたいんなら、俺じゃないやつと付き合えばいいじゃん。」
「いやちょっと待ってよ!なんでそうなんの!?身体目的でスマイルと付き合ってるわけじゃないからね?」
「そっれは…分かってるけどさぁ…」
「俺はスマイルの全てを知りたい。」
「いやっでもさぁ…」
「……だめ…?」
本人は隠しているつもりらしいが、俺の甘えた声と顔に弱いことは知っている。ほら、今だって視線が揺らいだ。
無言。
それは肯定なんだと誰かが言っていた。
じゃあしてもいいよな?
「ちょっきりやん、どいて。」
「大丈夫、絶対気持ちよくするから。」
「いやっそーゆう問題じゃっ!」
脚の上に座り、ベッドから逃げられないようにする。胸元を押す手にそれほど力が入っていないような気がするが、少し期待してもいいのだろうか。
「俺がこっち側なのかよ…」
「そりゃそうでしょ。」
「はぁ?なんでだよ。別にそっちでもっ、」
「え〜、俺のこと攻めれるの?w」
「…できる。」
「そう?じゃあ形勢逆転頑張って。」
俺の下から抜け出そうと身体をよじるが、体格差を考えれば無理だろう。
スウェットを下ろすと小さな悲鳴があがる。少しの罪悪感を抱きながら、窄まったそこにプラスチックをつぷりと差し込み、ナカに液体を注入した。
「な”っなに入れっ!?」
「大丈夫、変なモノじゃないから。ただの浣腸液。」
「っはぁ!?まじで何してんだよ!!」
「ここ使うなら処理しないといけないからさ。言ったら絶対に逃げるでしょ?」
「いや当たり前だろ…最悪……」
「ごめんね…すぐお腹痛くなってくると思うけど、5分くらい我慢してね。」
間接照明まで消してしまい、薄いカーテンから入り込む月明かりが唯一の光だった。
ちからなく横たわったスマイルの脚を開く。
「洗ったから一本くらいならすんなりだね。」
「な”っ…!?指入れっ!?」
「うん、だって解さないと痛いよ?」
「やだっやめろ…!」
「…抜いてもいいの?そしたら解さずに挿れるけど。」
そんな無理矢理犯すようなことしないが、冷ややかな目で見下ろしながら言い放つ。一瞬、身体を縮こませると両手で顔を覆った。
指が入っている状態にしばらく慣らし、とりあえず前後に動かしてみる。薄い腹に手を押し当てると、筋肉が強張っているのが伝わった。
「…どんな感じする?」
「気持ち悪い…」
「吐きそうな感じする?不快なだけ?」
「不快。」
「そっか。吐きそうだったら教えてね。」
そうしていると少し慣れてきたのか、ちからが弱まったのでもう一本ねじ込む。
「…っ、ぁ”っ……」
「痛い?」
「ぃや…びっくりしただけ…」
「そっか、よかった。」
指を軽く曲げ、腸壁を押し上げる。
「ん”ぅっ……っは、」
「……声漏れてるけど気持ちいいの?」
「んなわけっねぇだろ…」
「うーん…そっかぁ。」
指がきつく締め付けられる。
これが快楽からきているのか、不快感や恐怖からきているのか。彼の表情が隠されているため、本当はどう思っているのか読み取れない。
「ねぇ…その手どけてよ。」
「やだ…絶っ対にやだ。」
「こんなに暗かったら顔見えないって。」
「……」
「キスしたいんだけど。」
おずおずと震える手が首に回される。
ただ恥ずかしいから言えないだけで俺とキスしたりするのは好きなんだから、本当にどうしようもなく可愛い。
「ありがと……ん、」
「んっ…//」
唾液を交わしながらナカを弄る。
ただ解すためではなく、『ナカを擦られるのは快楽なんだ』と刷り込ませるために。
舌を抜くと蕩けた表情が目に映る。
目は潤んで頬は染まり、口の端は飲み込みきれなかったどちらのものとも言えない唾液に濡れていた。
指に抜き、自身をあてがう。
「…本当に、挿れるの?」
「うん、挿れるよ。」
「いやっちょっとまって、きりっ…」
「い”っ!……いたぃ”っ!!」
「…ちから抜けない?」
「むりっ!むりだって!そんなん入んねぇだろ!!」
指で少しは感じてくれていたようだが、緩まったソコは再び固く閉ざしてしまった。
まあこんなところに挿れられるなんて怖いよな。俺も痛いことはしたくないしなぁ…
なによりもスマイルが大切だ。
「…うん、やめとこっか。」
「…ぇ……」
「そんなに嫌がるならもう言わないよ。強要してごめんね?寝よっか。」
呆気に取られているスマイルの頭を軽く撫でて、離れ……ようとした。
「うわっ!?なに、危ないって。」
「……」
「どうしたの?離してよ。」
「……」
「あのー…スマイルさん?」
問いかけに対して何も言わず、ただただ強く俺の腕を握る。スマイルは暗闇に慣れていないのか、絶妙に目線が合わない。
「…このまま何も言わないなら都合良いように受け取るけど?」
しわを伸ばしながらゆっくりと自身を進める。
「やっやだっ…きぃ”やっ!ぬけっ”、」
「やだ。」
「!?まって!まじでむり”ぃい”っっ!!」
「え?wきもちよさそーじゃん♡」
「ぉ”っ!?だぇ”!ィ”グッ…」
「っwねぇ、まだ挿れただけなんだけど?」
「ちがっ!なん”かそこやだっ!!」
「ここが気持ちいいの?」
震える彼を無視してナカをつく。その度に薄い腹が形を変えた。
「だえっ、やらぁ”っ”!そこやだぁっ!!」
「ふふっwその顔さいっこう…///」
「いや”らぁ…もっいぎたくな”ッ…」
「えぇ?まだいけるでしょ!」
「お”あ”っ!?!お”ぎゅっ!くるしぃ”っ!」
「やっば///スマイルのナカ気持ちよすぎるっ♡」
「とま”ってぇ!イきたくな”ぃ”ッッ!!」
細い腰を反らせ、全身をビクビクさせながら白濁した体液を飛ばす。
「はっ、はぁっ……」
「初めてなのに後ろだけでイっちゃったの?えっちすぎない?」
「…っあ?…そんなっちがっ…///」
「もっと気持ちよくなろうね。」
「やだっ!もういいからぁ!!」
言葉では否定していても出ていかないでくれと締め付けてくる。
ナカが欲しがっている。
「まだイッてないからもう少し付き合って。」
「っやだぁ……ゆるして、ごめんなさぃ…」
「…何に謝ってんの?wそーゆう行動ただ可愛いだけなんだけど。」
快楽から逃げようとしていた彼を覆い隠して、シーツに押し付けた。
「ごめっ…!ごめんなさいぃ”…ゆるして…」
「っは、え、泣いてんの…?」
「やだっ……こわぃ”…」
「…ごめん…そんな泣かないで?」
「めっちゃくちゃに犯したくなる…///」
泣き叫びながら何度も何度も赦しを請う彼を蹂躙した。途中からはうわ言のように来るはずもない助けを求めていた。
柔らかい朝日が綺麗なシーツに反射して、意識を浮上させる。
まだ寝ている彼。泣き腫らした赤い目元を優しく撫でた。穏やかな寝顔を眺めていると、ゆっくり開かれた双眸が俺を捉えた。
「…ぃ”った……」
「ほんっとうにすみませんでした。」
「も”う、絶対に”しない…」
「え”っ…あんなに気持ち良さそうだったじゃん。もう俺に抱かれたくないの…?」
「〜〜っうっせぇ”!!///」