テラーノベル
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2025.6.28
9割会話
一応誰が話しているか考えてるけど、ただの会話部分は好きなメンバーでどうぞ。
平日の深夜。
急に思い出したように立ち上がった彼は、ニマニマとした表情で段ボールを抱えて戻ってきた。
「ねぇ!今からこれ使って配信しよ!!」
ゴトゴトッ…!!
「「「「「はぁあ”あ”!?!」」」」」
妙にテンションが高い彼を発端に、メンバー限定の突発配信が始まろうとしていた。
いつもは騒がしいリビング。
今日はやけに静かで気にも留めないはずのクリック音が耳に入った。
「お、始まった…?」
「始まっ、てるね。大丈夫。」
「で?いきなり付けてなにすんの?」
「6人でマリカー対戦でしょ?」
「そうなんですけど…まぁそれだけじゃつまんないよね!」
「……いやこれで十分、」
「はい!今回は罰ゲームつきと言うことで、最下位には”電流”を受けてもらいます!」
「おい、まじでやんのかよ…」
「はぁ…やりたくねぇ……」
「なんか嫌がってるけど俺らすでに付けてるからねw」
「リモコンは俺が操作しまーす。てことで!さっそく行こうかw」
「はーい、みなさんお察しの通り。私たち飲酒をしておりますw」
第一レース
「えぇ…まず僕かぁ…w」
「まぁまぁ最初だからね、強さは様子見であげよっか。」
赤のリモコンが音を立てた。
「あはwちょっと…これは…」
「んっ…」
「ちょっと弱そう?」
「そーだね…もっとあげるか。」
「え?んぁっ…つよぉ♡///」
「ぁ”っ!?♡これ以上っだめっ///」
「っ♡とめてよぉ…!///」
「ねぇ”!?まって!やだぁ!!」
「はいしんっ、だ、、めッッ〜〜♡♡」
大きな身体を丸め、目にはうっすらと涙を浮かべながら、肩で荒く息をする。
「もぉとめてっていったのにぃ…///」
「これ配信大丈夫か…?」
「…まぁこんな感じで次のレース行こっか!!」
第二レース
「ぇ”、これマジでやんの…?」
「まぁ僕はちゃんとやったからね?」
「みんな期待してるよ?w」
「ぁ”あ”ー……くっそ…///さっさとスイッチ入れろよ//」
緑のリモコンは音を立てた。
「…っん”……んあぁ”…///」
「やっばぁ…ッツ”…」
「…あげるか。」
「んぁ”!?な”んっ〜〜♡♡」
「ぉ”いっ!つよくっすんなぁ”♡」
「ぁ”ぁ”っ♡だめっだめだってぇ!!」
「ッッ”////ぃや、だっ!!とめろ”っ!」
「も”っ…ぃ”、〜〜ッッ♡」
華奢な身体を大きくビクつかせながら、細く青白い喉を晒す。
「っはぁ//ふざけんなよ…///」
「本当刺激に弱いねw次行こっ!」
「んなすぐにレースできねぇって…」
第三レース
「え、俺…?マジかw」
「なんか案外乗り気?」
「んー…ちょっと楽しみであるw」
青のリモコンは音を立てた。
「ッッ//……んっ///」
「んあ”っ…これやっばいね…///」
「あげてもいい?」
「ぅんっ…あげてっ//」
「んぁ♡はっ…///きもちっ…//」
「やばいっ///いぃとこっあたった♡」
「あぁ”っ♡ぃくっ♡♡でるっっ♡♡」
頭から腰までを弓形に反らせて、快楽に染まった顔を見せながら甘い声を上げる。
「っはぁ…///はぁ…」
「あっぶねぇ…ミュート間に合った…」
「あぁ、そういえば配信してたっけ…w」
第四レース
「はぁ…まじかよ…」
「まぁまぁ、最下位なのが悪いからw」
「てことでスイッチおーん!」
紫のスイッチは音を立てた。
「ん”っ……」
「っはぁ…んっ…//」
「…つまんないからあげるか。」
「っはぁ”!?ふざけっ、んぁ”♡」
「ちょっとまってぇ”っ!?……ぉ”ッ…♡」
「ぅぐっ…///むり”っ♡つよぃぃ”♡♡」
「お”っ♡あ”ぁ”!?♡♡とめろ”っ!///」
「やら”っ、やら”ッッ〜!?!♡♡」
力が入った喉は締まり、大きく開いた脚はぴったりと隙間なく閉じられる。
「ふざけんじゃねぇ…///」
「え?楽しんでなかった?w」
「んなわけないっ!」
第五レース
「えぇ…最後に負けんの…?」
「…みんなより強くしていい?」
「いやいやっ!なんで!?」
黄のスイッチは音を立てた。
「んぁっ…うん…ふふw」
「あぁー…たしかにっ//やばいわこれw」
「…耐えてる?」
「もっと上げていいか。」
「はぁ!?なんっ!?!んぁっ♡」
「んっ…///っあぁ♡」
「あ”っ♡!?まって!!やばっ♡♡」
「もっいいだろっ!とめてっ♡♡」
「でるっ…でるってっ!!ッッ〜!??♡♡♡」
自身を繋ぎ止めるように抱きしめ、ソファが軋むほど内腿を震わせる。
「っはぁー、はぁー…///」
「…大丈夫?」
「無理…酒のせいで頭壊れそう///」
感想戦
ソファに身体を預けている5人。
それを嬉々として眺めている人。
机上に置かれたままのリモコン。
「ねぇこれは?残ってるけど。」
「…ひとりやってないよな?」
「いや、俺ゲーマスだもん。」
「ちゃんと水色じゃん。」
「俺らにやらせておいてひとりだけしないなんて…なぁ?」
「え、いや、ちょっと待ってよ!?」
「レースしてないけどいいでしょ。」
水色のリモコンは音を立てた。
「んん”っ…」
「ちょっと…止めて…//」
「もっと上げよ。」
「…最大行くか……」
「はぁ!?なんでっ俺だけっ!?」
「まぁ、発案者だしな。」
「あ”っ、??まっ…んぁっ♡これだめっかもぉ♡♡」
「とめてっ♡まじでっ!もぉィ”きそっ…♡♡」
「あぁ”っ!??だめっィ”グッッ♡♡♡」
「…もうちょい、もうちょい。」
「なんでっ!?イッたぁ!!!イッたからぁ”っ!!」
「きもちーのっ//おかしくな”る”っ♡♡」
「〜〜ッツ!?!ぁ”♡またくるっ////いぐい”ぐっ♡♡♡」
「はーい!!終わり終わりっ!!!!」
「配信終了!!」
「アーカイブなしっ!!!」
「全部酒のせいだからな!」
「記憶からも消せ!!!」
コメント
6件
人によってそのー……姿勢?っていうのか…?が違うっていうか個性が出てるのが割とマジで癖で、すっごい良かったです…口角上がりすぎて宇宙に飛びったっていきました…(?)
凄いね…人間って本当に漫画みたいなキッショいニヤけ方できるんだ。