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し「だ……ダーク…ぺいんと…!?」
何言ってるんだこの人?僕は純粋に疑問に思った。
だって大きな事故に遭って生死を彷徨い、1週間ぶりに目覚めて話をしたと思ったら、中二病満載のあいさつって…
し「………ほ…」
ダ「ん?我が魂に怖気付いたか?」
し「…ぺいんとさんの…」
し「アホーーーッ!!!!」
ダ「い゛っ!!?」
僕の大声を聞いて咄嗟に耳を押さえるダーペ
そして僕が泣きながら叫んでいることに対してもっと驚いた顔をしていた。
し「なんですか!!人が1週間も心配して眠れない間にあなたはぐーすか寝て!!」
そういいながら僕は一歩ずつダーペに詰め寄る
し「やっと目を覚ましたと思ったら感謝や謝罪の言葉ではなく、中二病発言ですか!?」
ダ「いやっ…だって」
し「だってじゃない!!!」
ダーペの背筋がピンと伸び、正座の体勢へ変わる。
し「暫くはお説教ですからね」
ダ「はい……」
ダーペはその場にうなだれた。
ぺいんととしにがみさんの様子を見に行くとなんだかよくわからないことが起きていた。
しにがみさんがぺいんとを正座させてお説教をしていたのだ。
なぜかお説教されているぺいんとは半泣きで、お説教をしている側のしにがみさんはもっと泣いている。そんな異常な状態。
ト「し、しにがみさん…??なにして…」
し「!!トラゾーさん!!聞いてくださいよ〜!!ぺいんとさんが変でぇ!!」
ダ「何度も言わせるな俺はダークぺ」
し「うるさい黙れ」
ダ「はい…… 」
ト「???」
ト「えっとぉ〜…ぺいんと…じゃなくて、なんだっけ…ダーペ?は、今日目を覚ましたの?」
ダーペはチラッとしにがみさんを見る。話す許可を得れた様子でこちらに向き直す。
ダ「あぁ。俺の人格は今日、こいつと入れ替わった。」と、自分の胸を親指で指を指す
ト「人格…?」
し「…ここからは、クロノアさんも呼びますか…」
ク「ぺいんとっ!目を覚ましたって…!!」
僕たちからの連絡を受けたクロノアさんは嬉しそうに病室へ飛び込んできた。
ダ「どーも、クロノアさん?」
ク「こいつぺいんとじゃない」
コンマ1秒で嫌われるダーペ、
俺の後ろにひょこっと隠れるクロノアさん、
それを見てしゅんとするダーペ、
さらにその様子を見て鼻で笑う俺としにがみさん。
ク「お前誰だよ」
ダ「俺はダ」
し&ト「ダーペです」
ク「おっけ、ダーペね」
ダ「むすっ…」
ダーペは見るからに拗ねた様子だ
ト「さて…詳しく話を聞こうかな?」
ダーペが言うには、自分はぺいんとさんの別人格で今回の事故のショックによって、自分の人格がぺいんとさんの本来の人格と入れ替わってしまい、今のような状態になっているらしい。
ダ「まぁ、電王のイマジンみたいな感じだな」
し「僕仮面ライダーとかあんまり見ないんですけど…」
ト「仮面ライダーが好きなのはぺいんとと変わらないんだな」
ク「そうみたいだね」
ダ「とにかく!!こいつの安否は俺が握ってるってことだぜ!!」
ダーペはニヤリと笑って言った。
4人「!!?」
何を言ってるんだ…?そういいたげな僕らの表情を読み取ったのか、ダーペはまた説明を始める。
ダ「俺はぺいんとの人格を永遠に消して、この身体を俺だけのものにできる…つまり、俺の意思で「ぺいんと」を消すことだってできる!」
ダ「…お分かり?」
ダーペはそれぞれの顔をニヤニヤしながら見比べる。
僕 は怯えたような顔をして、クロノアさんは渋い顔でダーペを睨み、沈黙を貫いていた。
でも、トラゾーさんだけが口を開いた。
ト「それは…どうかな?」
ダ「何?」
僕とクロノアさんはトラゾーさんの方をみる。
ト「もし、それが本当だとしたらその「ぺいんとの本来の人格」ってやつのほうが、主導権は強いはず」
ダーペの眼光が鋭くなる。
ト「それならお前の人格のほうが先に消されるんじゃないのか?」
ダ「…他に根拠はあるのか?」
ト「いや、無いね。でも、これで確信に変わった。ぺいんとがカマをかける時と同じ目をしてるな」
ダーペはハッ…と目を見開く。それを見てトラゾーさんは不敵に笑う。
ト「お前、やっぱり嘘をついてるな?俺たちがどれだけ長い間ぺいんとと過ごしてきたと思っているんだ?それくらいの嘘、気づいて当たり前なんだよ」
ダ「…チッ、目ざといやつめ…」
し「!っじゃあ…」
ク「ダーペの手によってぺいんとが消えてしまうことではない…!」
おお〜!!と、クロノアさんと目を合わせる。
感心している僕らを置いて、トラゾーさんの尋問は続く
ト「どうすればもとに戻るんだ?」
ダ「…知りたいか?それは…」