僕は、永山吐夢最近気になる人を見つけて着けています。僕はストーカーだから、普通の恋?が分かりません。……今日も見付からないように見てるだけ、…僕って目立つことは不得意なんですよ。だから、こうしていつも見てる。
でも、あの人は好きな人が居るらしく、いつもその人と一緒に居る。僕とは会ってくれないくせに。
あゆみ)……ん、まぁ、いいか
佐久間)主ちゃんどうしたの?
あゆみ)いや、何でもないよ。……視線を感じるから。
佐久間)大丈夫!俺が着いてるから!
あゆみ)そうだな。
吐夢)今日は思いきって話し掛けてみるか。
あゆみ)……………………大介は俺のこと守ってくれるか?
佐久間)あったりまえじゃん!
この瞬間も本当は……邪魔してでも奪いに行きたい、だけど邪魔するのはまだ出来ない
主さんはいつか…………
あゆみ)今日は付き合って貰っちゃってありがとうな。
佐久間)また、何かあったら言ってよ!
あゆみ)おお、
吐夢)……あの、
あゆみ)ん?、誰ですか?
吐夢)僕は君に導かれて此処まで来ました。多分、これは運命なんですよ。
あゆみ)……何言ってんだ?
吐夢)もう、僕と貴女は運命で繋がっています。
あゆみ)いや、それは無い!だって俺には好きな人が居るからだ。
吐夢)そうですか、残念です。……僕は簡単には諦めませんからね。
あゆみ)……(うわぁ、めんどくさい奴に目を付けられてしまったぁ。)
吐夢)また、会いましょう。
あゆみ)え、あ、……行っちまった。
翌日
あゆみ)ほあ~~……え、
吐夢)おはようございます。
あゆみ)ぎゃぁぁぁぁ!!
吐夢)会いたいので来てしまいました。
あゆみ)いや、「来てしまいました。」じゃねぇよ!何で、何で俺の家を……
吐夢)今の御時世インターネットとかで調べれば出てきますよ。ただでさえ……着いていけばそれでも分かるのに、……わざわざ家に入ってまでも会いたい人が貴女なんですよ
あゆみ)言ってることが分からないぞ。
吐夢)もう、これは君と僕の物語なんだから
僕と繋がらないと示しが付かないんです。
あゆみ)警察呼ぶぞ。
吐夢)この頃の警察はこんなくらいじゃあ、そう簡単に動いてくれません。証拠もなければ尚更そうですよ。
あゆみ)うるさい!、人の家に勝手に入るのって不法侵入だからな!
吐夢)いや、それは大丈夫です。好きな人なので、……僕は何回か刑務所に入ったことはありますよ。
あゆみ)もう一度入ろうな?
吐夢)そろそろ帰りますね。
女1)主~どうした?、この頃顔色悪いぞ?
女2)あ、もしかして、昨日彼氏と~
あゆみ)いや、違うよ。
女3)そう言えば、最近彼氏君と歩いてるとこめっきり見なくなったね。
あゆみ)そりゃあ、俺もあいつも忙しいからな。
女4)そう言えば、主ちゃんの後ろで隠れてみてるあの男性は誰なの?
あゆみ)……あいつは知らないよ。
男1)もしかして、ストーカーとかか?
男2)だとしたら、そのままにしてていいのかがあれだなぁ。
あゆみ)警察に言ったら何にも調べたり捕まえたりしてくれなかった。
男3)それは駄目だろ。
あゆみ)あいつの言う通りになるとは。
そしてこれから、あいつのストーカー行為はエスカレートしていった。