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先日聞いた話。驚き過ぎて顔が歪んだし、倒れそうになった。
「本当に、本当にすみません!騙されてたなんて、気付かなくて·····」
「いや、仕方がない。其れより、これからどうするかを考えないと。マフィアは屹度、そんな云い訳聞いてくれない」
ポートマフィアの物。其の横流しの手伝いをさせられていたらしい。
「あの依頼。確か、引っ越しの際の護衛だったよね。政府のお偉いさんで移動中に襲撃されるかもしれないからって、嘘だったんだ。最低な人」
何か対策を。と云っても、たかが護衛屋に出来る事は限られている。マフィアを返り討ちにするなんて無理。なんたって、彼等は異能集団。特別な力を持たない私達では、相手にならない。
「取りあえず、様子見って事で。依頼も普通に受ける。」
そういう事に決定したのだが、其れが駄目だったらしい。