きんとき視点
計画…って、なんの事?
鼓動が大きく早くなる
自室に向かう足を止めて考える
多分知らないのは俺だけじゃない
Broooock以外の全員だと思う
そういう怪しい行動は何一つ無かったんだから
Broooockも、今までそんな行動はなかった
計画?何の話?
また考えが振り出しに戻る
Nakamu達に話した方がいいのか
話さない方がいいのか
もしくはもう知っているのか
いつもならすぐに考えて判断できるのに今はできない
考え直してみないと
その時のBroooockのトーンはいつもより低く冷たいものだった気がする
それは扉越しに、少し遠くでも分かった
もしかしたら、Broooockは…
Broooock視点
…あ
何も意図せず計画のことについて発言しちゃったけど
流石にもうきんさんいないよね
…遅いかもだけど確認しよ
[ガチャ]
br「……」
いるじゃん…
これ、聞かれてたなぁ…
だってそんなところで立ち止まることなんてないもん
br「きんさーん?」
kn「え、あ」
br「ちょ、もっかい来てもらってもいい?」
kn「あ、うん…いいよ」
だいぶ素直だな…
まぁ察してるんだろうけど
br「ねぇ、聞いてたよね」
kn「…」(コク
br「…じゃあ、きんさんにだけ特別に教えてあげる」
ナイフを慣れた手つきで出し突き付ける
kn「っえ、?」
br「俺はお前らを…この国を、憎んでる」
いつもより、声のトーンを落として
冷たい声色で、違う口調で話す
br「だから復讐する為に今ここにいる」
「もう少しで始まると思うけどね」
kn「な、んで…」
br「それはいつか教えるよ」
「俺は協力してとは言わない」
「ただ黙っていてくれればそれでいい」
kn「っ…」
br「それくらい、きんときならできるよね」
kn「できるっ…けど……」
br「けど?」
kn「ぁ…いや、なんでも…」
br「…そう」
「じゃあそれでいいよ」
「もう戻っていいよ、話はそれだけ」
kn「ぁ…うん…」
きんとき視点
違う
あれはBroooockじゃない
そう信じたい
一人称
声のトーン
冷たい声色
口調
目付き
全てが違った
あれは違うと信じたい
Nakamu達に言うと、俺も、俺以外の皆も何かされるかもしれない
…でも、あのBroooockは復讐って言ってた
どっちにしろ…かなぁ…
でもそれなら言わない方が…
ほんとは、相談したいけど…だめ、だから…
…ちゃんとしないと
それより、俺が思った通りだった
何かへの復讐かと思ったら…この国自体だったんだ
…どうしてなんだろうか
いつ、教えてもらえるのかな
……いつ、その計画が始まるのかな
それに、備えておきたいな
𝒏𝒆𝒙𝒕↪
コメント
3件
knさん知っちゃったああああ brさんかっこよ...