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文久3年(1863)
坂本龍馬「こやつがおんしの上かえ?そうかえ…じゃあ…ちっと借りるぜよ」
と言い部屋の窓から出る龍馬…
島田魁「土方さん!」
外には壬生狼がいた…
坂本龍馬「ほう…こやつ借りて正解じゃったのう…わしを狙っとるのかえw」
と笑う龍馬…
下に待機してた隊士…
藤堂平助「土方さん!てめぇ!」
原田左之助「平助…黙れ」
藤堂平助「すまねぇ」
と言いながら龍馬を睨む平助
龍馬は土方と屋根から降り
坂本龍馬「………なぁ…この、土方と言う者を返して欲しかったら…その刀、引っ込めてくれんかえ?」
隊士達は刀を鞘に入れる
土方歳三「こいつを捕まえろ」
坂本龍馬「……そうかえ…なら」
藤堂平助「おい!」
土方を抱えながら山に逃げる龍馬
土方歳三「何してやがる!」
坂本龍馬「………」
土方歳三「俺を殺すんじゃなかったのか?」
坂本龍馬「………」
黙り続け走る龍馬を見て土方は抜け出そうと暴れるが龍馬の力は強く抗えずにいる…
土方歳三「くっ!離せ!」
坂本龍馬「おまん、わしより弱いのう…これでわしと戦おうと?」
と笑う龍馬
土方歳三「るっせぇ!離せ!」
龍馬は山に入り追ってくる壬生狼を巻く…
坂本龍馬「見失ったかえ…?」
吐息を切らし木の裏に隠れ座り込む龍馬
坂本龍馬「おまん、帰れ」
土方歳三「は?」
坂本龍馬「わしに敵わんじゃろ?」
土方は立ち上がり刀を抜く
坂本龍馬「わしとやるのかえ?」
土方歳三「お前…俺をバカにし過ぎだ」
坂本龍馬「ほんじゃあ…1回戦だけやっちゅうよ」
と立ち上り刀を抜く龍馬
そして2人は刀をぶつけ合った…
そこに壬生狼が来た…
隊士「居たぞ!」
坂本龍馬「げっ!」
土方歳三「もう…逃げられん」
坂本龍馬(やってしもうたがや…)
そして龍馬は壬生狼に捕まり…
土方歳三「山崎、島田、坂本龍馬と言う者を調べろ」
山崎烝「承知しました」
島田魁「分かりました」
八木邸にて
龍馬は縄に縛られ座敷に連れられた
土方歳三「お前は本当に坂本龍馬なのか?」
坂本龍馬「そうじゃと言っとるがや、この縄解いてくれや」
土方歳三「ダメだ、お前の事調べさせてもらう」
坂本龍馬「わしは龍馬じゃそれじゃ、いかんかえ?」
土方歳三「黙れ」
その一言に黙る龍馬
そして3日程経った頃…ようやく
山崎烝「坂本龍馬には手を出すなとの事…」
土方歳三「………了解だ、坂本龍馬の縄を解き連れて来い」
隊士「分かりました」
坂本龍馬「どいて帰してくれないのかえ?もうええがや、勝海舟殿に言われとらんのかえ?」
土方は龍馬の話を無視し
土方歳三「お前は勝海舟とどう言う関係だ?」
坂本龍馬「……友じゃ」
土方歳三「…は?」
坂本龍馬「わしはこれで、ほな、また」
と言い屯所を出る龍馬を引き留めずに見送る土方
土方歳三「………あいつは危険だ…」
山崎烝「そうですね、何考えてるのか分かりませんですしね」
土方歳三「……あいつは生かしてはならない」
沖田総司「じゃあ…今夜、殺します?」
土方歳三「あぁ、今夜出動だ!準備をしろ」
夜…寺田屋にて
寝ている龍馬の部屋へ行き
龍馬を囲む隊士達、土方が先頭で龍馬を刺そうとしたその瞬間
土方歳三「っ!ぐっ!」
龍馬は起き上がり土方を押し倒した
坂本龍馬「何じゃ、夜の誘いかえ?」