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すいか
61,926
・少しだけ🔞
・キャラ崩壊がかなりある
大遅刻しましたが、ピヤノさんお誕生日おめでとうございます!
次の日、この国の中心にある立派な建物に入る。
「お疲れ様です」
「玄武様。お疲れ様です」
門番をしてくれている人間に声をかけ、昨日と同じ部屋の扉に手をかけた。すると
「玄武!!」
少し離れた所から大きな声が聞こえてきた。声の主は抱えていた書物を従者に預け、ドタドタと騒がしい足音を響かせながらこちらに駆け寄った。
「昨日、帰りに襲われたんだって?!ごめん!俺がついていってれば…!傷は?どこか怪我してない?」
「落ち着いてくださいアキラさん。僕は大丈夫ですよ」
「スマイルが助けてくれたんだよね?報告書で見た」
「はい。なので心配いりません」
アキラさんは僕の身体を一通りチェックして(抱っこされただけとも言いますが)満足したのか追い付いてきた従者から書物を受け取り、扉を開けて部屋に入った。
「玄武もおいで」
手招かれ、部屋に入って昨日と同じ場所に座る。
「今日はこの国について勉強してもらうよ。で、それが終わったら見学に行こう」
「見学、ですか?」
「うん。昨日話した俺らの仕事を見学してもらおうと思って。ついでにスマイルに昨日のことのお礼をしにね?」
じゃ、授業始めまーす!と軽いノリで始まった。
この国に明確な名前はなく、高い壁に囲まれ人を妖魔から守っている。ここは川や山によって東西南北と中心に分かれた地形をしており、四神が各方角、中心の聖殿は人の代表である元老院が管理をしてるんだ。
「今いるここが聖殿ね。門番をしてる人や俺の資料を持ってくれてた人達みーんな元老院の家系なんだ」
「その、元老院?ってなんなんですか?昨日も出てきていましたよね?」
鋭いね〜!俺が幼かった頃に、落ち着きがなくて優雅さに欠けるって言ってきたのもそうなんだ。元老院について話すならね〜、初代〜…から少し経ったくらいの歴史を話さないと。
「長くなっちゃうよ?」
「あ、見学…」
「まあこの国の形なんてそんな重要じゃないし、住んでたらなんとなく分かってくるよ」
「そういうものですかね?」
「そういうもんそういうもん。てことで、むしろ約束の時間より早くなっちゃいそうだから、元老院の説明しちゃうか
!」
俺たちの先先先先先先代くらいかな。それくらいの時に、一回大きな反乱があったんだ。でも四神は民を守らないといけないから反撃が出来ないし、だからって抵抗しないと殺される、って状況だったんだって。だから、当時の四神たちは、一旦壁の外側で集まって話し合った。で、朱雀が未来を見て、人々が何を求めているかを理解した。
「それはなんですか?」
「人の権利、とでも言うものかな。麒麟が降りたってから、ずっと四神が全てを管理してて、民の意見を聞いてなかったから」
だから、白虎に許可を得て、白虎の責務の一つだった法を人の代表に務めてもらうことにしたんだ。戻った四神はそれを正式に発表して、各街から代表の人間を投票で決めてもらった。それで選ばれた4つの家紋が、今も元老院として続いてる。
「はい。何か質問ある?」
「えっと…つまり、四神と同じくらいの権力を持った人間の集まり、ってことですか?」
「うん。その認識で合ってるよ」
法…確かに犯罪者を取り締まる白虎が適任だったかもしれない。でも、僕たちのような存在に全てを管理されるのは、人間からしたら反抗もしたくなるか、と納得する。昨日と同じでノートに元老院についてと、ざっとした地図を描いてみた。
「おー。ピヤノは絵上手いんだね」
「実は、北の街の皆さんからスケッチブックを貰ったんです。なんでも、倉庫に余っていたって」
「あの人達はそこら辺にある紙に実験内容やグラフ書くから、研究所にはスケッチブックとかの紙が散乱してるらしいね」
「朱雀様。お時間となりました」
すると、控えめなノックの後、人間がそう伝えてくる。この人も元老院の人ってことなのかな。
「あ、ありがとう。じゃあピヤノ、行こっか」
「どこから行くんですか?」
「北はこれから知ってくだろうし、シャケのとこから!」
東はこの国の金融と作物の中心だからか、いたるところに畑と店がある。
「ここがシャークんの統治する東の街。で、シャークんの居住地兼職場が、あの大きな銀行ね」
まあ正確に言うならその隣にある職員寮だけど。と呟くアキラさんを横目に街を眺める。忙しなく人が行き来しており、静かだけど活気に満ちている、といった印象だった。
「じゃ、シャケと合流しよっか。銀行の門で待ち合わせにしてるからいるはず…多分」
「た、多分?」
街を眺めながら歩いていき、気付いたら目的地である銀行の門に辿り着いていた。
「あれ?シャケいないなぁ…」
アキラさんがそう言いながら中を覗こうとした瞬間
「シャークん様ー!!」
建物から人が飛び出してきた。しかもその人間は顔を覗かせていたアキラさんに気付いて慌てて止まろうとしたが間に合わず
「おっとと。ごめんごめん」
転びかけたのをアキラさんが支えた。そして
「で、この騒ぎは…また、かな?」
「は、はい…」
「なるほどね。はぁ」
「あの…」
僕だけついていけず、咄嗟に口を挟んだ。
「ああ。えっとね、シャークんの主な仕事は大きく二つあるんだ。一つは水を操って作物を育てやすくすること」
「あ、申し訳ありませんが、私はあちらの応援に行って参りますので」
それだけ言い残して軽く会釈してから去っていった。
「それで、もう一つの仕事は…」
「いわゆる雑務。まあお金の計算とか、必要な書類にサインするとか、そんな感じ。で、シャケは大体こっちの仕事の時にこっそり抜け出して、こうやって民から隠れてるの」
「かくれんぼみたいですね」
「かくれんぼ…」
僕のその言葉に引っかかったのか、扇子を口元に当てて何か考え始めた。
「んー…ピヤノ。このシャケ捜索に加わるか、無視して俺の街の見学に行くか。どっちがいい?」
「えっ」
行き交う人々はそれを聞いて期待の目でこっちを見てくる。まるで、助けてくださいと言われているようで
「さ、探すの、手伝いますよ」
「みんなー!玄武様も手伝ってくれるそうだ!」
「よっしゃー!四神様がいればきっと見つかるぞー!!」
探すと言ったからには僕も役に立たないと!
「…時間までには出てきなよ?」
アキラさんが扇子で口元を隠しながら、何かを言った気がした。
「シャークん様ー!」
「しゃ、シャークんさん!いるなら返事してくださいー!」
慣れない大声を出しながら街中を走り回る。この街の人達は声が大きくて、僕の声なんて掻き消えてしまいそうだ。
「シャークんにいー?」
「またかくれんぼー?」
子供も参加しているんだ。見た目だけなら僕も混じってしまえるな。
(早く皆さんみたいに大きくなりたい…)
「い、いない…」
「はぁ…こんなに探してもいないなら」
「いや。シャークんはちゃんと東にいるよ。俺が保証する」
アキラさんはまるで分かっているように言う。
「もうアキラさんが連れてくれば済む話じゃないですか?」
「えー?んー…まあ、そろそろ終わりにしないとだし、いいよ」
そう言うと、アキラさんはすぐそばにあった木を彼の武器である鉄扇で思い切り叩いた。
「うおっ??!」
すると、うたた寝をしていたのか、シャークんさんが木から落ちてきた。あれ?!僕その木登った気がするんですけど!
「はい。シャークん休憩おわりー!」
「おいアキラが見つけるのは違ぇじゃん!俺の厚意無駄にすんなよ!」
「厚意って…ピヤノの見学を飽きさせないよう運動させる、でしょ?まだ一つ目なんだよここ」
「エェ?!」
…スマイルさんみたいな奇声を出すんだなぁ。なんてぼんやり考えながら、民に連行されていくシャークんさんを見送った。
「仕事頑張ってね〜」
「シャークん様?本日までにご確認いただきたい書類が」
「シャークん様、こちら、今日中に西へ返事を返すようにと」
「鬼か!せめて手伝え!アキラー!!」
「じゃ、次行こっか。ピヤノ」
「気を取り直して、ようこそ!南の街へ!!」
アキラさんは持ち前の大声で歓迎をしてくれた。それを聞いた街中の人達が、一斉にこっちを見た。
「朱雀様と玄武様だぞ!!」
「す、すげぇ…俺朱雀様の姿初めて見た」
「お美しい…」
「?アキラさ」
「…さー!まずは俺の職場にレッツゴー!」
アキラさんは触れてほしくないのか、誤魔化すように僕の背を押した。
「ここはねー、他と比べて暑いから、皆軽装なんだ」
「でもアキラさんは長袖…」
「うん。暑い原因は俺だからね。ちょっと露出する肌を抑えてるんだ」
「えっと…」
「明日話すよ。俺たち四神について」
なんだかはぐらかされることが多い。僕はまだ分からないことが沢山あるんだってありありと分かる。心なしかアキラさんの歩く速度が早い気がする。まるで、早くここを離れてしまいたいようで
「着いた。ここが俺の職場だよ。このデカい陣で正確な未来を占うんだ」
「普段から占いをしてるんですか?」
「ううん。毎日見たって何も変わらないから、主な仕事はこっち」
アキラさんについて行き、奥の書斎のような部屋に入る。
「なんなら俺はあの陣がなくてもちょっと先の未来のことなら分かる。まあ今は飾りみたいになってるけど、なんか卜者っぽいじゃん?あれあると」
ゴソゴソと引き出しの中を漁りながら雑談でもするようにそう言ってくる。
「あ、適当な椅子に座ってて…て、あったあった。はい、これが俺の仕事」
そう言って出してきたのは
「…暦、ですか?随分びっしりと書かれていますね」
「そそ。占いと、祭事に最適な日に祭りを計画したり、民へのお知らせを行ったりするのが俺の仕事」
だから毎日暦と未来とにらめっこの日々なんだよねー。とアキラさんは言う。なんだか
「その、失礼かもしれないんですけど、シャークんさんやスマイルさんより、なんだか…」
「まあこれだけ聞くと一人だけ楽そうって思うよね。でもピヤノ、祭事の大変さを何も分かってないね」
「まあ、四神の責務ということは、何かしらあるってことですよね」
「うん…ピヤノは、昨日俺が言ったこと、覚えてる?」
昨日…アキラさんと話しすぎて、もうなんの話をしたか分からない。
「俺が最も大切にしているのは、美しさ。俺にとって、生者は等しく美しく、死者は醜い者なんだ。だから、美しく彼岸へ発てるよう俺の炎で浄化する。これが、俺の一番多い仕事、葬儀だよ」
たまに…アキラさんの話は難しくて分からない。でも
「祭事って、街規模の大きなものだけじゃないんですね」
「もちろん、結婚も俺が執り行うよ!イベント事はほとんど俺だから!」
「ほとんど?」
僕が聞き返すと、アキラさんはしまったとでも言いたげに目線を泳がせ始めた。
「あー、そのー…幼い玄武に言うことじゃないかもだけど、一つだけスマイルが担当する、街…いや、国規模のイベントがあるよ」
「スマイルさんが?それは」
「処刑だよ」
「…え?」
アキラさんはこの話はお終いというように扇子を閉じた。
「さて。南であと見たい所は」
ぐぅー、と間抜けな音が聞こえた。僕はその音の発生源であるお腹を押さえる。は、恥ずかしい…まるで僕が食いしん坊みたいな
「ちょ、なんで隠すのー!なら、露店行こっか」
シャークんさんの所ほどではないが、アキラさんの街にも多くの店があった。至る所からいい匂いが漂ってきてて、僕のお腹の虫が鳴るのも無理はないかもしれない。
「ピヤノ何食べたい?あ!あそこの肉まん美味しいんだよね〜。ピヤノもどう?」
「あ、じゃあ僕もそれで」
アキラさんが僕の手をひいて美味しい肉まんが売っている店に向かう。店の人は何か慌てた様子でこっちを見ていた。
「肉まん二つお願いしまーす」
「は、はい!お二つですね!すぐお出しします!」
なんで緊張しているんだろう。それでいうとシャークんさんの所は寧ろ距離が近かったように思う。青龍様ではなく、シャークん様って呼ばれていたし…
「ほい。ピヤノの分ね。それで、何考えてたの?」
南の街に入った時、アキラさんは触れてほしくなさそうだった。だから、今の適切な返答は
「いえ、そういえばシャークんさんは青龍様って呼ばれてなかったなって思って」
「…東はね〜民との距離が一番近いんだよね。あと、いずれピヤノも」
「僕も?」
「先代玄武がね、結構民と近しかったんだ。玄武様じゃなくて名前で呼ばれてたし。そんな風に本人がOKしたら民も名前で呼ぶんだ」
気付いたらアキラさんはもう肉まんを食べきっており、僕が食べるのを見守っていた。
「ゆっくり食べなー。なんなら追加で何か買ってこようか?」
「あ、もう大丈夫です!ごちそうさまでした」
「ん、じゃあ最後に西行こっか」
西。ついにスマイルさんの街だ。
「いやー、予定より遅くなっちゃった。スマイル帰っちゃったかなー」
アキラさんがそんなことを言いながら前を歩いている。僕はついて行きながら周りを見渡す。道場や山が沢山あって、よく言えば空気が澄んでいて、悪く言ってしまえば田舎のようだった。
「えっと、確かこっちが…ごめんピヤノ。俺本当に西はあんま来たことないんだ。まじ迷いそう」
すると少し離れた場所から雄叫びのようなものと人が倒れるような音が聞こえてきた。
「!アキラさん!」
「あっちだね」
僕達は音の方に向かった。
「はぁぁぁ!!」
「…」
ついてみると、そこは兵の駐屯地のようで、制服を来た兵士達が人に向かって剣を振るっている。その相手は
「威勢だけで隙だらけだ。そこ、奇襲が丸わかり。もっと殺気を消せ」
本を読みながら攻撃を受け流しているスマイルさんだった。
「おーい。スマイル〜?」
「お。遅かったな」
「えっと、スマイルさんは何をしているんですか?」
「特訓」
スマイルさんは持っていた本で兵士達を指し示した。特訓中なのに本を読んでいるのか?この人は。
「あー、アレ?本を奪えってやつ」
「そう。俺からこれを取り上げられたら成功。失敗だったら…」
何かペナルティがあるのかな。そうじゃなかったらこんなに必死でやらないと思うし
「…?そういえば考えてなかったな」
真面目なだけだった。西の人達がペナルティなしでも真面目に取り組む人ってだけだった。
「えーおもろそう。俺も混ざっていい?」
「あ、じゃあ、僕も」
「えぇ?アキラはダメに決まってんだろ。俺ら二人で戦って何が楽しいんだ」
僕はいいってことなのかな。なんか、ナメられてるみたいでちょっとムカつきますが。
「じゃー俺は見てるよ。ピヤノ頑張ってー。あと兵士の皆。大変だと思うけど、ピヤノ踏まないよう気をつけて」
アキラさんはちょうどいい段差に腰掛け、観戦することにしたようだ。正直、二人の戦いも見てみたいものだけど、やっぱり四神同士が戦うのは周りへの被害が凄いのかな。
「じゃ、再開」
「うぉぉぉ!!」
「あー…声で注意を逸らすのはいい。でも奇襲するやつはちゃんと選べ」
スマイルさんがまた注意点を述べながら攻撃をかわしたり受け流したりしている。その隙に僕は神獣体になり、こっそり近付いた。
(気付かれないよう、そっと…そっと…)
(へー。ピヤノは神獣体でも早く動けるんだ)
(どうするか。ピヤノを投げることは簡単だが、こいつの甲羅は硬い。流石に人に当たったらまずいし…このままにしとくか。てか兵士達ピヤノを投げられないようにわざと俺を囲んでるな)
僕は懸命にスマイルさんの凹凸のない背中を登っている。腕の高さまで到達すると
(今だ!)
蛇が本に巻き付き、僕の方に寄せてくる。そして僕が人間体になり
「取れましたー!」
「おめでとー!ナイスピヤノ!」
「いやー。してやられたわ。まさか蛇が出てくるとは思わなかった」
二人から称賛され、さらには
「玄武様、そんなに小さいのに白虎様から本を取るなんて…」
「将来有望ですね!」
「いえいえ。きっとスマイルさんが手加減を」
「そこは素直に誇れよ。ピヤノ」
「…!はい!」
気が付いたらもう日が暮れていた。そろそろ帰るのかな。そう思っていると、中年くらいのふくよかな人間が近付いてきた。
「白虎様。そろそろお時間です」
「あー…分かった。すぐ行く」
「ああ、スマイルは今日だったか。ごめんね。付き合わせちゃって…頑張って」
「…ん」
アキラさんが心配そうな目でスマイルさんを見送った。僕には意味がよく分からないけど、これもいつか分かるのかな。
「じゃ、帰ろっか。今日は送ってくよ」
「アキラさん。今日はありがとうございました」
「いいっていいって。明日は、今日ピヤノが疑問に思ったことに答える日にするから、分からなかったことをノートにまとめるといいよ。でも、睡眠が一番大事だから。ちゃんと寝ること!」
アキラさんは念押しするようにそう言ってから手を振って帰っていった。
(あ、スマイルさんの本、そのまま持ってきちゃった)
あまりにも手に馴染みすぎて気づかなかった。明日アキラさん経由で返してもらう?でも、きっとスマイルさんは寝る前に本を読むタイプだろう。(勝手な想像だけど)
返すなら、きっと早い方がいい。今ならきっと外出している人なんていないも同然だろう。つまり、悪い人達も寝てるはず!
(よし。スマイルさんに届けよう)
(確かこっち方向に行ったはず…)
僕はさっき見たスマイルさんが入っていった小屋に入る。そして本棚を見つけ、スマイルさんに声をかけてから帰るか悩んでいると
「あッ ん…♡ん゛ん♡」
「白虎様…!」
障子から影が見える。片方はさっき見たふくよかな男性で、なんだか激しく動いている。もう片方は標準的な男性のようで、ふくよかな男性に押し潰されるようにベッドに横になっていた。でも僕が気になったのは
(この声、スマイルさん?でも、普段より少し声が高いし…)
そこで僕の身体の変化に気づいた。股間部分が腫れ上がっていたのだ。初めてのことにどうすればいいか分からずにいると、本を落としてしまい大きな音が鳴った。すると
「!?誰かいるのか!」
「ひぅッ ♡」
「白虎様、少々お待ちください。様子を見て参ります」
「あ、待って♡今、抜かれるのは_ んぁぁッ♡」
僕は慌ててその場を後にした。自分の家のベッドで、明日アキラさんに正直に話すことを誓い、股間部分に気をつけながら眠った。
「…」
「ふー♡…なあ、もう十分中に出しただろ。今日はもう終わりでいいよな」
「あ、ええ。そうですね」
「で?」
「本が落ちただけのようでした」
「…そうか」
おまけ『見学のアポ取り』
「シャークん!スマイル!お願い!明日、ピヤノに職場見学させてほしい!」
「おお、突然だな」
「なんだ、どうした」
「いやー、ピヤノ勉強熱心でさー、なかなか外に出なさそうだし、見学って体で連れ出そうかなって」
「まあ必要なことではあるから俺はいいけど。ちょうど特訓のために山下りるし」
「俺もいいよ。ただ、せっかくなら運動させよう」
「二人ともありがとー!じゃ、明日よろしくー」
コメント
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「うわ…最後、まさかの展開で声出ました😳」 和やかな見学から一転、玄武くんが知らなくていい世界に足を踏み入れてしまった感じが切ない…。本を返しに行く優しさが仇になるなんて。それに、自分の身体の変化に戸惑いながらも「明日アキラさんに正直に話す」って誓うところ、すごく玄武くんらしくて胸がぎゅっとなりました。これからどうなるんだろう…続きが気になりすぎます!