テラーノベル
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「エ…ト…ラッダァ…サン…?」
驚いて、思わずそんな声が出る。
「なぁ〜んだ〜驚かないんだ〜」
いや、驚いている。驚いているが、声に出ないだけだ。
そんな驚きと共に、オレの頭には1つの疑問が湧いてきた。
「ドウシテコンナ所ニ…?」
この道は普段人通りが少なく、他の生徒なんて見た事もない。
それに対しラッダァサンはこう答えた。
「それは単純に帰り道が一緒だったから!」
「逆に今までなんで会ってなかったんだろ〜」
「ハァ…」
思わずため息をついた。
昨日から思っていたが、噂とは違い、
その真っ青な瞳とは裏腹に、能天気でお調子者の性格な性格だったから。
噂ではもっと冷たい人って聞いたのになぁ…
でも逆にそのギャップ?が人を引き寄せるのだろう。
「そう言えば今日一緒に帰ろって誘いに教室に行ったんだけど〜」
「女子に絡まれてるうちにどっか行っちゃったから追いかけてきたんだ!」
ほらやっぱり
「ヘェ〜…」
「聞いてる?」
「聞イテル聞イテル」
そんな他愛ないな話をしながら長い事歩いていた。
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