不思議に感じた。いつも五条くんは窓の景色を見ている。ただそれは何かを見つめるようにじっと見つめていた、まるで誰かのことを考えているように…
私たちとは関わらない、実の弟とも関わらないのが不思議で、私たちに挨拶をした時私のことを睨みつけているような視線を感じた。硝子とは煙草仲間として仲良くなったらしく、それを聞いた時は意外だな、と感じそして何故か無性にイラついた。何故自分がイラついたかはさっぱりだがあまり知らない人に体をもっと大事にしてほしいと何故か思ってしまった。このまま一生喋らないまま一年が過ぎてしまった。2年生になって、任務が合同になった。
「夏油さん、すぐに祓えるか?僕は今回は見学だって、言われているから、よろしく。」
「同級生なんだから傑でいいよ、私も悟っていうね。すぐに祓えると思うよ。」
「………そ、わかった。」
言ってた通り任務はすぐに終わった。任務が終わり、コンビニに寄った時やっぱり血は繋がっているんだなと感じることができた。弟も兄も甘党なんだろうなっと思った。甘くて、美味しいお菓子をたくさん買っていたからだ。
「…何?」
「いや、甘いのが好きなんだなと思って、」
「どうでもいいだろ」
「もうすぐ3年生になるね、」
「あぁ…」
「ねぇ、悟」
「何?」
「少し一緒に出かけない?」
「何処に……?」
「パフェの店」
「………行く」
とても小さな声だったがちゃんと行くっと言ってくれたので補助監督にパフェの店まで送って貰ったのだ。
「じゃあ、いただきます、」
「……いただきます。」
店に入ってすぐにメニューが決まって約10分後ぐらいできたのでいただきますをして食べた。
「ん!美味しいね!」
「あぁ…」
私が二口目を入れた時ふ、と悟の顔を見ると微かに笑っていたのだ、まるで懐かしく感じているように食べていたのだ。
「美味しい?」
「あぁ……とても」
「そう、また今度一緒に行こうね、」
「機会があったらな、」
こうして、、2年生になって、初めて悟との思い出ができて数ヶ月して、3年生になった。
後輩も入ってきて歓迎会を開いた。強制的に悟も連れて、嫌々そうにしていたが渋々許可をもらった。
「「「「パーンーー!」」」」
「おめでとう〜!!」
「ありがとうございます!!夏油先輩、五条先輩、家入先輩、五条先輩?……!」
「あ、ややこしかったな!俺は駿って呼んで大丈夫だ!」
「あ、本当ですか?有難うございます!」
「……よろしくお願いします。先輩方、」
「七海!もっと元気に挨拶しなきゃダメだよ!」
「それを思ってるのは灰原だけでしょう……」
少ししてからとても盛り上がり喋っていた、
「失礼します。」
「……よろしくね、」
「よろしくお願いします。”五条さん”……記憶持っていますよね?」
「………いいや、何のこと?」
「隠しても無駄ですよ。」
「……久しぶりだね、七海」
「えぇ。久しぶりです。」
「昔みたいに迷惑な行為をしなくなりましたね、、」
「ふふっ、、、僕も大人になった証拠かな…?」
「他の先輩方はきおくを持ってないんですね、」
「あぁ……」
「あの……えっと、駿先輩は……」
「それは今度話したあげる。さ、みんなのところに行きな。待ってるよ。」
「五条さんは?」
「僕はもうあっちに戻れない、あそこはあまりにも眩しすぎる。」
「ですが……」
「大丈夫だよ、行きな?」
「七海〜!!こっちにきて話そうよ!五条先輩も一緒に!」
「そう言うことなので失礼します、」
「お、おわっ、ちょ、七海」
「大丈夫では、ただ貴方にも楽しんでもらいたいだけですから。」
「で、でも」
「今は昔のことを一瞬でもいいから忘れてください。」
「……わかった」
五条は諦めたのか了承したのだ。
「いつのまに七海と仲良くなったの?悟」
「さぁ、わからない。」
「まぁ、楽しもう!悟!」
だから言ったじゃん、七海。僕はそっちに行くにはあまりにも眩しすぎるよ。もう遠ざけたい場所なんだよ?
こんなところにいたら考えちゃうじゃん。楽しくなるのかな……って、、
僕は感情を捨てたんだよ、、そんなの思うわけないのに
お久しぶりです!!やっと体調が復帰しました〜!!しかも今日はなんと自分誕生日なんです!!!友達が祝ってくれました〜!!とても嬉しい〜!!
コメント
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見るの遅れた…… 遅くなったけど、ワンピースさん、お誕生日おめでと〜o(〃>ω<)o