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「ごめん」
この1年間をその一言でその人は済ました。
僕は悔しくて悔しくてたまらなかった。
僕が彼女に尽くしてきたこの一年はそんなちっぽけなものだったのか。
僕は彼女のためになんでもして来たのに。
彼女は僕に好きと言ってくれたのに。信じたのに。
それから僕はフラフラ意志もなく生きていった。
彼女がいなくなると突然生きる希望がなくなった。生きる意味がなくなった。
それほど大事だった。
でも僕は死ねなかった。
何度も何度も死のうと思った。
でも、怖いのだ。
もし死んだ直後に彼女が復縁してくれていたら?
そんなあるわけない希望をつい夢見るのだ。
だから死ねない。
僕は死ぬとはよっぽど勇気のいる行動だと思った。
だからと言って諦めることはできないのだ。
彼女以外の女に魅力など一切感じなかった。
彼女以外が女とは感じなかったのだ。
「僕には彼女が必要…」
そうだ!その通りだ!
僕には彼女しかいないのだ!
僕は彼女を愛している。
その気持ちさえあれば彼女もきっと愛してくれる。
たとえストーカー行為でも。
コメント
1件
ああ〜読み終わった今、胸がギュッてなってるよ……😢💔 「ごめん」の一言で終わらせられた1年、その重さが痛いほど伝わってきた。 それでいて「♡♡♡なかった」理由が「復縁の可能性を夢見るから」って、もう切なすぎて涙出る🥺 でも最後の「たとえストーカー行為でも」でゾッとしたのも本音。好きの気持ちが歪んでしまう怖さ、その闇まで描いてて心揺さぶられたよ。 読み切りだからこそ、このラストの衝撃がずしんと残った……💦 藤塚さん、すごく刺さる作品ありがとうございます!
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