⚠︎注意⚠︎
🔞、微織太要素あり、過激表現あり、死ネタ、口調変かも
それでもいい人は見て行ってね!
地雷の人は回れ右!
金曜日の午前2時過ぎ、いつも通り大量の仕事を終え、自宅に帰る
オートロックを解除し、ドアを開けて家へ入る。靴を脱ぎ整えようとしたところ、ある筈のない見覚えのある一足の靴があった
どうせまた彼奴が来ているんだろうと思いながら廊下を歩き、リビングへと身を運ぶ
リビングでは服や酒の空瓶が散乱している。そしてソファで寛ぎ、「完全自殺読本」というタイトルの、なんとも趣味の悪い本を読みながら優雅に酒を飲んでいる太宰がいた
文句を言ってやろうと近くまで行くと太宰は此方に気づいたのか微笑みながら
「おかえり」
と言った
此方を見据えている目はまるで雨の日の濁った水面のようだった。ぐるぐると渦を巻いており、底のない闇を孕んでいた
その目を見るのがなんだか嫌になり、目を逸らす。目を逸らした先に映ったのは机の上に倒れている小さな瓶だった。目を凝らしながらよく見てみると「睡眠剤」のラベルが貼ってあった。だがその瓶の中身はなく、空になっていた
空になったその瓶を見ると先程までの怒りは消え失せ、代わりに憂鬱な気分になった
その気分を晴らしたくて仕方なくなり、未だ此方を濁った目で見据えている太宰に対して口を開く
「風呂入ってこい」
それを聞いた太宰はキョトンとした顔をしており、不思議なものを見るような目で此方を見ていた
「変な中也」
そう一言言い残し、風呂場へ向かって行った
仕事終わりという事もあるが彼奴の相手をすることで更に疲労感が増した
どうせさっきの睡眠剤とラベルの貼ってあった空瓶も彼奴のものだろう。睡眠剤を飲んでも眠れず自暴自棄になり、酒を飲んだ…というところだろうな。なんて考えながら風呂に入っている太宰の着替えを脱衣所に置きに行く。
風呂場からはシャワーを浴びている音が微かに聞こえてきた
「いい湯だったよ〜」
髪を拭きながら太宰がリビングへ帰ってくる。髪からポタポタと雫が滴り落ちていた。後から掃除するのは俺なんだぞ、と思いながらもそれを口に出せば面倒な事になるのが分かっているので黙っておく
鼻歌を歌いながら隣に座って来た太宰を横目に、開けたばかりの葡萄酒を味わう。上品な香りが鼻腔を抜けていくのを感じた。やはり高い酒は他とは違うな、と思いながらまた口に酒を流し込む
グラスの中の酒がなくなったので注ごうとワインの瓶に手を伸ばそうとしたところ、いきなり両頬を掴まれそのままキスをされた
「んっ、…!?」
触れる程度の軽いキスをしてから太宰は口を離す。此方を見る目には確かな闇と欲を孕んでいて、次に此奴が口に出す台詞もその目を見ればすぐに分かってしまった
「ねぇ中也」
薄く笑みを浮かべながら言葉を発する
「抱いて」
言うと思った。もはやそれしか頭に浮かばなかった。此奴は自分の友人…織田のことを思い出してしまった時は必ず睡眠薬などを使って強制的に自分を眠りに落とす。それで眠れればいいのだが此奴はそうはいかない。薬の耐性があるので睡眠薬が効くかどうかはその日の身体の状態によって違うらしい。最終手段として俺に手酷く抱かれ、疲労で眠りにつく事がある。今日は睡眠薬が効かなかったから俺のところに来たのだろう…
「…?ちゅーや..?」
「ん、…あぁ、すまん。ちょっと考え事してた 」
「そう…」
会話は途絶え気まずい雰囲気が流れ始め、お互い目を逸らしてしまった。
気まずい空間で此奴と過ごすなど以ての外なのでさっさと抱いて帰ってもらおう。そう決心した
「太宰、こっち向け 」
「?うん」
太宰が此方を向いた瞬間、噛み付くようなキスをお見舞いしてやる。いきなりのことに目を回す太宰を無視して服を弄る。巻かれた包帯を解いて薄い腹へ手を添える
「んぅ、♡…ッ♡は、..んむ♡♡」
臍の下ら辺を押しながら服を脱がす。あらわになった体は白く、細く、そして今にも壊してしまいたくなるような艶めかしい身体だった。
口を離すと太宰は涎を垂らしながら真っ赤な顔で此方を見ていた
「いきなりしないでよ…!」
ぐちぐちと文句を口にし始めたがそれを無視して後孔に指を入れる
「あッ…!?♡♡」
腰を揺らしながらも何とか快楽に耐えているようだった。指を少し動かしただけで身体が跳ねている。指を奥へと進めていると肉壁の一部が膨らんでいた。指でそれを摘むと太宰の身体は今までとは非にならない程痙攣していた。陰茎からはとろとろと精と潮が混ざったような液体が流れ出ていた
「気持ちいいか?♡」
「きもちッ♡いいか…ら!♡もう..挿れて..♡」
物欲しそうに此方を見ながらオネダリをしてきた。俺も鬼ではないのでその願いを聞き入れる。腸液で濡れた指を切り抜き後孔に自身の陰茎をあてがう。そのまま思いっきり突いてやると悲鳴に近い嬌声を太宰はあげた
「かはッッ…♡♡」
「どうだよ太宰。お前の待ち望んだモノだぜ?」
自身の下で嬌声をあげながら快楽に溺れている太宰を見るのは気分がいいな、なんて思いながら太宰の腹を突き上げる
「あっ♡ひぐッ♡♡おく..、きてりゅ♡♡」
結腸一歩手前のところまで陰茎が届く。太宰は先程から精や潮などを断続的に吹いている。腹の上はびちゃびちゃになっており艶めかしい身体によく映えると思った
そう考えながら太宰を鳴かせているとき、太宰が首に腕を伸ばし抱きついてきた。抱きついてくるとは珍しいと思った。そろそろいい時間なので結腸を突き破ってそのまま自身もイき、それで終わりにしよう、そう思った矢先自身の下で嬌声をあげていた太宰が言葉を発した
「織田作…♡」
…その瞬間頭が真っ白になった。俺を織田だと思ってんのか?俺を織田だと思うために抱かれに来たのか?死んだ奴に未だ未練があるのか?
そんな思考が頭を埋め尽くす。腑が煮えくり返りそうな程頭に血が昇った。本能のまま太宰の首を掴み上げ力を入れる
「あッッ…?♡♡ぐるじ…♡」
太宰は何が起きているのか分からないという顔をしながら目を回している
「ぢゅー…や…、?♡」
名前を呼ばれ更に頭に来た。俺を織田の代わりだと思いたいのか。死んだ奴に対しての想いを誤魔化すために俺に縋ったのか。ただただそんなことしか頭になくて。太宰の首を締め上げながら腰を激しく振る
「あッ?!♡がっ…?♡ヒュッ、…♡♡」
「…なぁ太宰」
「あ、ぇ?♡」
「人間ってのは死ぬ時が一番感度が高くて気持ちいいんだとよ」
「んぇ..♡へ、…??♡♡」
「だから…お前がイった時が最期だ♡」
「は、♡あぁッ?!♡」
腰の動きを早め一心不乱に打ち付ける。首に徐々に力をこめると太宰からくぐもった声が発せられていた
「ひッ♡あっ…ッッ〜♡♡」
「ッッ♡♡」
後孔が締まると同時に太宰と俺はイく。後孔から溢れ出る程の量を腹に射精してやった。太宰は身体を痙攣させ未だはっきりとしない視界で俺を見ている
「じゃあな太宰」
「へ…?♡」
ゴキっと鈍い音が静かな部屋に響き渡る。
その音が鳴った瞬間から太宰はぴくりとも動かない。人形のように静かで、焦点の合わない不気味な目をしていた
「織田のことなんか忘れちまえば良かったのに」
そう呟き人形のようになった太宰を抱きしめ届く筈のない言葉を告げる
「愛してるぜ」
静寂な部屋の中で人ならざる者は人形と化した人へ愛の言葉を送るのだった
はい!終わりです!
いや〜、見返してびっくりしましたよ。
あまりにも展開が変!!!
でも書き直す気力もないのでこのまま出します🙃
てか最近遂にテスト終わったんですよ!!
テスト期間中ずっとこれ書きたくてうずうずしてました!
あとテスト終わった日に本編とBEAST見返して思ったことがありましてね!
本編太宰さんは人妻って感じでBEAST太宰さんは未亡人だな〜って!!
そう思っちゃったので次回はBEAST中太書こうかな〜って思ってます!(?)
まあいつ出すかわかんないけど…一週間に一度出すとか決めないとかな〜…
まあ雑談はここまでにして!
読んで頂きありがとうございました!
誤字、脱字があったらごめんなさい!!
それではまた次回!
ばいば〜い👋
コメント
2件
BEST中太楽しみにしています! 中也が織田作に嫉妬するのはわかる気がするし、多分[俺じゃだめなのか?]って思うと思うんですよ