テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
🦅✖️☕️
🦅side
カイリュウは分かりやすい。
「たっくん、今日の夜って空いとる?」
「あー、今日はリュウキと飲みに行くんよねぇ」
「…あ、そうなんや、じゃあええわ!」
「一緒に行く? 」
「あ、いや…」
明らかにテンションが下がって、しどろもどろになってる。
『…カイリュウ、今日ご飯一緒に行こうって言ったやん』
「、え?…ぁー、せやったな!」
見かねて助け舟を出すと、助かった、と言わんばかりに俺の話に乗ってくる。
「あ、そうなんだね、じゃあ、また明日ね〜」
「助かったわ〜、ありがとうな、、」
『…うん、、ほんとにご飯行く?』
「、、行こか!お礼に奢ったるわ」
無理やり明るく話すカイリュウに胸が痛む。
俺なら、そんな顔させないのに。
居酒屋に着くと、カイリュウは強いお酒を頼んだ。
『ちょっ、そんな強くないんやから、程々にしないと…』
「…今日は、酔いたい気分なんよ、、」
早いペースでお酒を飲んでいくカイリュウ。顔は火照って、目もトロンとしている。
『かいりゅう、そろそろ帰ろ?』
「…ん〜、イヤや、、らんの家に行くぅ、、」
『は、?そんなん、、無理に決まってる…』
「…おねがい、、さみしいねん、、っ」
涙目で訴えてくるカイリュウに根負けし、フラフラの身体を支えながら、タクシーに乗り込む。
『人の気も知らんで、、、』
家に着くなり、カイリュウは俺のベッドに倒れ込む。
『…かいりゅう、大丈夫?』
「、、、っ、、っふ、、、くっ、、」
心配して声を掛けると、泣き出してしまった。
『ちょ、っ、、かいりゅう、どうしたん?』
「、な、んでっ、、おれじゃ、だめなん?」
『、かいりゅ、、』
「、、たっくん、、っ、、」
泣きながらたっくんの名前を呼んでいる。
切ない声に、胸が締め付けられる。
「、、ごめん、やっぱ今日は帰るわ、、」
ひとしきり泣いた後、カイリュウはそういって帰ろうとした。
でも、腕を掴んで引きとめる。
「、らん?」
『俺が、たっくんの代わりになる』
「は、、?」
『カイリュウのことが、好き』
「あ、、え、?」
こんなこと、言うつもりなかった。
隙につけ込むようなことしたくなかったのに、スラスラと言葉が溢れ出てくる。
『カイリュウがたっくんのことを好きなのは分かってる。それでもいい。それでもいいから、カイリュウの横にいたい』
「そ、そんなん、、無理に決まってっ、、んんっ」
カイリュウをベッドに押しつけ、キスをする。
最初は抵抗しようとしたけど、舌を絡めると力が抜けて、俺の服を掴んだ。
「、っ、、ふ、ぁ、、んん」
『ん、、はぁ、、 』
唇を離すと、とろんとした目で見上げてくる。
「、、らん、、おれ、、、」
『…カイリュウは何も気にせんでいい。たっくんの分まで、俺が愛してあげる、、』
「、ん、、っや、、そこ、、、っぁ、」
念入りに解してから自分のモノを入れると、気持ちよさそうに身体をビクビクさせるカイリュウ。
『かわい、、っ、、く、、はぁ、、』
「っ、、ん゛ぁ、、、ら、んっ、!」
たっくんじゃなくて、俺の名前を呼ぶカイリュウ。
『〜っ、、かいりゅう、!、、すき、っ』
「っ゛、、ぁ、、イ゛っ、、ちゃ、う、! 」
『、ん、、っ、、、おれも、、ん゛んっ、』
「ぁ゛〜っ、!、、っ、、はぁ、」
行為を終えると、やってしまった、と苦い表情を浮かべている。
『…かいりゅう、』
「らん、、もう、、、っ、、」
その先の言葉を掻き消すように、強く抱きしめる。
『離さんからな』
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!