テラーノベル
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私 「あの…烏丸さんはどうして…検事の人を…?」
烏丸さん 「私は…親を殺されたんです…それで犯人が無罪で…納得できなくて…」
私 「…そうでしたか…ごめんなさい…」
烏丸さん 「いえ、天塚さんのおかげで、死なずにすみました。ありがとうございます。
友人とも連絡するのが嫌になって、いっそのこと、親に会いたいと思って…」
私 「ご友人は、今何処に?」
烏丸さん 「今は分からないんです。きっと元気ですよ」
ここからは小説ゾディアークの過去をご覧頂いた方が、
理解しやすくなると思いますのでご注意ください。
俺 「烏丸!何処だ!」
高橋 「佐藤!見つかった!?」
俺 「いや…何処にも居ない…」
高橋 「検事の…魅上さんを刺したんだよね…大丈夫かな…」
俺 「何が検事だ!?俺の大事な親友を傷付けたんだ!自業自得だ!」
高橋 「まぁまぁ…罪には問わないとは言ってるから…とりあえず探そう。
あれから連絡も取れないし…」
俺 「烏丸…無事で居ろよ…」
お母さん 「光!ちょっと来て!」
私 「はーい!ちょっと待っててください!」
私 「どうしたの?」
お母さん 「光…あの人…本当にお友達なの?」
私 「えっ…!う、うん!」
お母さん 「でもどうしてこの前ニュースに出ていた人と似ているの?」
私 「えっと…それは…」
お母さん 「何か脅されているの!?今すぐ家を出ていってもらわなきゃよ!」
私 「違う!そうじゃない!」
お母さん 「何が違うの!お母さん光に何かあったら怖いの!」
私 「お母さんにあの人の気持ちなんて分かんないよ!!!!!!」
そう強く怒鳴ってしまった。
お母さん 「…ごめんなさい…お母さん心配になって…酷いこと言っちゃったね…」
私 「私こそごめんなさい…」
お母さん 「お願いなんだけど、あの人と3人で話す時間をくれない?私も、光の母親よ。
多少なり役には立ちたいの」
お母さんは真剣な眼差しで私に言った。
私 「分かった。呼んでくるね」
コメント
2件
そっか、!全員が幸せになる世界だから佐藤さんと高橋さんもいるんだ!この世界ではこの3人が幸せに過ごしていけますように。アルテマさんのお母さんにも分かっていただきたい🙏