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「あ〜!食べた、食べた〜」
「もう当分食べなくてもいいかも~」
「え〜?みんな食べなさすぎじゃない?私、そろそろお腹空いてきたよ?」
「べるさん………貴方はおかしいのよ……。さっき、食べたばかりだよね…?」
みんなが、仲良く話している仲を私は遠目で見ていた。
………た、助けて……
今にでも、誰かの手に吐き出したい……。
気持ち悪い……
…………本当に…苦しい……。
食べすぎたぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!
と、…私が心の中で必死に叫んでいると…
「………な、ななっし〜……だから言ったのに……」
べるさんが苦笑いでこっちを見ていった。
「う〜………べるさんの言うとおりだった…ゲホッ…」
本当に……今すぐ…!トイ………お手洗………お花摘みに行きたいですわ!!
「な、ななっし〜………? 大丈夫!?」
そう聞こえて、横目でちらっと誰かと見ると…青い顔をしたさも君が走ってきた。
「ななっし〜!!!!ほらっ!」
と、…さも君が言いながら両手を差し出してきた。
えっと……これは………
ここに吐けと言うことですね!?無理ですね!!
さっきまでは本気で誰かの手に吐き出してやろうと思っていたけれど……
さも君の手に吐き出すという具体例があるなら別です!!やっぱり、陽キャに吐き出すという、陰キャはしていけない行動が…!私を止めてくるっっ!!
「拒否いたしまぁぁぁす!!!!!!」
と、…私は言い、後ろをバッと振り向いた途端……
「うぇぇぇぇ……………」
と、…突然素早く動いた反動で……
さっきまで私の体内にあったはずのキラキラゼリーを吐き出してしまいました。
「気持ち悪ぅぅぅぅい!!!!!!」
そして、私が後ろを向いて吐き出したので、私の後ろにいたあふぇりるさんが、キラキラゼリーの餌食となりました。