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堕ちて
ねぇ、お願い
君は…
私の手を掴むしかないんだ
だから、ねぇ
その行動を、
その歩みを、
止めてくれやしないかな_?
少女レイ曲パロ
本能が狂い始める、追い詰められたハツカネズミ、君は
「…ッ、バイバイ」
今絶望の淵に立って、踏切へと歩みを進めた
「ねぇ_ちゃん…実は…」
そう、君は友達、ほら、私の手を掴んで?
「アハ笑みーんなお前のことが嫌いだよ笑」
そう、君は一人なんだ、居場所なんてないから
ねぇ、だから
「大丈夫…?」
だから、
「やめなよ、そう言うの」
「_ちゃん…」
私の手を掴んで
2人きり此の儘愛し合えるさ_
繰り返す、フラッシュバック
「バイバイ」
蝉の声が煩く泣いていたのを覚えている
刹那、電車が速度を落とさぬまま彼女にぶつかったのだから
二度とは帰らぬ君
永遠にちぎれてく
そこに残っていたのは、ちぎれた、お揃いのキーホルダーだけだった
夏が、私が消し去った白い肌の少女、彼女に
悲しい程、取り憑かれてしまいたい_