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「俺さ、とある能力を持ってるんだ」
「能力?ですか、…」
「うん、まぁw信じられないよね」
信じられない…そんなの当たり前、自分が今持っている能力でさえ信じられないのだから
「なんの、能力、ですか?」
「俺ね、人の寿命が見えるんだ」
突然言われた能力、そんな能力小説のなかでしか聞いたことがないでも、嘘をついているようには見えなかった
「例えば、あそこの女性を見て」
と、ぼんさんの言われた通りの方を見ると、20代ほどの女性が歩いていた
「あの女性の頭の上に俺には数字が見えて、50.4って書いてあるんだ」
「50.4?」
小数点があるよくわからない数字を言われた
「うん、あの女性は後、50年と4日生きられる。まぁまぁってところだね」
嘘のような言葉がぼんさんの口から次から次へと出てくる。でも、ぼんさんは自分に質問される間もなく話し出す
「俺がこの話をする理由がある、聞いてくれる?」
「はい、…」
❤️1000