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ころね探偵事務所（ノベル版）

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ころね探偵事務所（ノベル版）

第1話 - ファイルナンバー０「格安探偵」

6

2024年08月02日

#探偵社

ねねだよ

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ねねだよ

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ジャンプルーキーに、漫画版がのってます。

ぜひ、見て下さい！

最近、夫の様子がおかしい。

家に帰れば、スマホをいじいじ、「帰るときは、絶対電話！サプライズとかしなくていいから!!」とか変なルールはつくるし、怪しいなって思ってスマホこっそりチェックしようとしたら、なんかパスワード変えられてるのだ。しかも、毎日夕方にどっか行くなんて本当に…あまりにも怪しすぎる。

そして、私は気づいてしまったのだ。

あいつ、もしかして不倫とかしてる？

でも、そうすれば、今までの理由がわからない行動も理解できる。信じたくはないけれど…本当に不倫していたら?　そう思うと、今までの辛さとが混ざってきてこれまでにないような怒りが湧いて来た。このまま行けばくちびるから血がでてきそうだ。

「本当になんなのよっ!しんじらんない!!」

そう言葉を吐き捨てると、怒りが少しおさまった。

落ち着いて我に返ってみると、はやく離婚しなければならないな、と感じた。同時に、不倫相手に負けたのかと悔しくなってきた。

「こうなったからには、探偵でも雇って、しっかりと反省してもらおうじゃない!」

〜10分後〜

そう意気込んだところまでは良かったけれど、なんていうか、高すぎない??

「安いの、安いの…」

「ん?……ころね探偵事務所？」

可愛らしい名前の探偵事務所だなと思った。

「って、ここ私の家の近くじゃん!?」

え〜知らなかったなあ。もしかして、地元割とかあるのかな？

「い、1時間じゃなくて、１件あたり！？安っ!」

えっ、これ詐欺じゃないよね…?ちょっと…これいいかもしれない…!

よし(๑•̀ㅂ•́)و✧思い立ったが吉日だし、今からでも電話しちゃうか!

　プルルルル

　　プルルルル

『はい。』

あっ出た!

『こちら、ころね探偵事務所です。』

パァァァッ✧⁠◝⁠(⁠⁰⁠▿⁠⁰⁠)⁠◜⁠✧

「あのっ!依頼をお願いしたいんですけど、、」

『あと、１年後でよろしいでしょうか?』

「えっ？」

ドドドドユコト？えっと、私は今、依頼を断らているの！？やばい、頭が回らない。

『だから、あと１年後でいいですかって』

えーーーっどういうことぉ!?

次回に続きます

最後まで読んでくれてありがとうございます。