テラーノベル
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家 に 帰った 俺 は 、今一度 智哉 に
連絡 する 。
既読 が 着く 気配 が ない 。
── いるとするなら 、やはり
【 山 】か 。
今は夜 に なりかけだし。
さすがに智哉も、帰ってくるだろう。
そう思った俺がばかだった。
翌日。
俺は気付けば寝ていた。
がば、とLINEを確認する、も、
既読はついていない。
あきらかにおかしい。
山に行ってみよう、と考えた。
「 母さん 。ちょっと山に行ってくる 」
「 は ぁ い。 気を付けなさいね 〜 、」
( ひら、とゆっくり手を振る仕草は、
老いていながらもしっかりと
母親を思わせる物だった。 )
たっ、たっ、たっ、と継続的で
リズミカルな音を鳴らしながら
山へと向かう。
… もし 、
最悪の ケース は …
いや 、考えない ことに しよう。
山に入ると、一気に嫌な匂いが
俺の鼻を貫いた。
なんだ?これ。
まるで 人 が 死んだみたい な
── まさか 。
だっっと一気にスピードを早めた。
背中から汗が流れる。
顔も青白くなった。
最悪な想像が、
最悪なケースが。
脳裏によぎってしまう。
とても匂いが強い場所に
来た。
この木の裏に匂いの元があるはずだ。
心を決めて見てみた。
すると ──
「 … は 、 ? 」
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