コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
⚠注意⚠
注意書きは一話にあります。
しにがみ:ロボロさんの面布できましたよ〜
ロボロ:あざっす、姐さん。
ぺいんと:ロボロ〜暇だろ?お兄ちゃんに構って〜?
ロボロ:……しゃーないな。貯まった話があんねん。兄さんの話も聞きたいわ。お前さんらは好きなとこ見て回ったらええんやないか?
ショッピ:そうします
チーノ:と言われてもどこに何があるかわからんのやけど
しにがみ:迷惑でなければ僕が案内しますよ
ショッピ:いいんですか?
しにがみ:はい!ちょうど、見たかった劇がやってるそうなので見に行きませんか?
チーノ:行きましょう!!
劇を見るだなんていつぶりだろうか。前は休みの日はあってないようなものだったし、戻ってからはずっとロボロの治療薬作りで休んで無かったから。
見知らぬ国を歩くのは新鮮で楽しいものだ。建物の造りだったり並ぶ店だったり、注目される対象でもない。
………前言撤回。めちゃくちゃ注目浴びる。浴びているのはしにがみさんだけど。どこの国でもトップが歩けば注目の的であることには変わりないようだ。
しにがみ:着きました〜
ショッピ:ここで何を見るんです?
しにがみ:【日常ロック】っていう僕、ぺいんとさん、クロノアさん、トラゾーさんの話を演じてくれるんです!!
チーノ:自分たちの話を劇にしてるんですか?
しにがみ:そういうことになりますね。この国は自由にすることが掟ですからね。
チーノ:自由ですか……
しにがみ:早く行きましょ!!僕たちがやんちゃしてた話ですから!!
警備員役:いたぞ!!PKST団だ!!
しにがみ役:そう簡単には追いつかせませんよ!!
ぺいんと役:トラゾー!!目の前の壁壊してくれ!!
トラゾー役:任せろ!!
・
・
・
どうやら、日常国のトップ四人がPKST団という盗賊団であちこちの美術館に宝を盗みに行くという話。
しにがみさんは劇を見ながら「あのときは焦ったな〜」なんてつぶやいているから本当にやっていたのだろう。
この劇を見ていると四人の能力がなんとなく見えてきた。
ぺいんとさんは頭脳系の、しにがみさんはコンピュータ系の、クロノアさんは猫系の、トラゾーさんは筋力系のものだろう。
バランスがいいのかはさておき、彼ららしい能力だろう。
もし彼らが敵となったら怖い。そんな中過ごしたロボロも恐怖に感じる。本当の脅威はゾムではなくロボロなのではないか。
劇を見ながらだと頭がこんがらがる。何も考えずに観るのが正しいのかも知れないが考えてしまう。
もし、前世と同じように戦争が起こったら。
もし、WR国が戦力不足だったら。
もし、敵陣だった人が味方になってくれたら。
俺はどういう動けばいいんだ………。