_毒医 side
率直に言おう。
この集団は怪我が多すぎる。
お陰で毎日寝不足(仮)だ。
ほら見てみろ、今日もこの扉を開く音がする。
足「あぁ”“〜〜…、ただいまぁ”…」
奇しくも、今回この扉を開いたのは患者ではなかったようだ。
ここはオレがバシッとキメて、
キャー雅さんイケメン~~‼️‼️(裏声)
の予定だったのだがな。
足立、ぶっ殺してやる。
足「そだ、飴買ってきたけどいる?よく分かんないから適当に買ったやつだけど」
『気きくじゃん大好き(?)』
そう言って足立は赤いパッケージを差し出す。
いやでっか、いやでっか。
どんだけ大容量??多すぎて笑うわ。
しかもちゃんと棒付いてるやつかよ。
コイツほんと気がきくな、大好き(?)
「「雅、裏14番」」
我儘嬢が無線で話す。
…、全く、オレは運が悪い。
「「はいはい」」
眠たい目を擦りながら部屋を飛び出す。
ひっさびさに走ったな。
というか、オレに患者側に行かせるな。
患者が来いよ()
『今日は何?』
月「足折れた、のと腕多分どっか壊れた」
足折れたくらいで??
オレを???呼ぶ?????
ハァーーーッ、、、このお嬢様が。
『はいはいはい…、、、』
オレの能力に詠唱は要らない。
ま、種類なんてないからさ。
詠唱しなくてもしてもどっちでも効果は一緒だし。
『ねむた…、、、はい終わり終わり、じゃあ帰るから』
月「ありが…、おい‼️‼️後ろ‼️‼️」
口に飴が入っていてよかった。
不幸中の幸い、と言った所だろうか。
右手で腰の銃を取る。
左手で口の中の飴を銃内に突っ込む。
なるべくモーションは少なく。
あ〜〜…、、、また銃ベタベタになった。
最悪。
『”スナイプ”』
バンッ、と銃声が響いた。
『言われなくても知ってたんですけど??』
月「ごめん←」
まぁ何はともあれ戦闘終了。
『あぁ眠てぇ〜〜…、、、じゃあな宮歌』
後ろに手を振るだけ振って、アジトに戻る。
この裏、表社会含めてでも医療系能力持ちはそう少なくない。
オレはその中の1人。
…、であり、戦える医師。
毒を持ちつつ、毒を消す。
かの有名な”毒医”とはオレだ。
『帰って飴食って寝たい』
こういう時に限って飴のストックを持って来ていない。
つくづく、オレは運が悪い。
帰ったら飴食って速攻寝る。
絶対寝る。
眠たい、無理。
視界の端で髪が揺れる。
髪伸びてきたな、切るか。
いやめんどくさいし寝たいし明日で良いか。
星月衆、幹部が一人。
羅生 雅 。
闇社会に住む者で彼を知らないヤツは居ない。
名医であり、狙撃手としても名が高い。
羅生家の繝医う繝ャ繝?ヨ繝壹?繝代?縺ョ蜻ウ蝎檎?繧帝」溘∋繧玖カウ遶?
…この先は字が潰れていて読めないようだ。
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名 羅生雅 → らしょうみやび
能 スナイプ → すないぷ
ドクター → どくたー
二 毒医 → どくい
コメント
3件
みやびイケメソお兄様すぎゆ… アタイも手当して…() 足立の味噌煮しんどいwww
最後 の 文字化け には 意味 が こもって ません ( ) 「 足立 の 味噌煮 」 とか 言ってた よう な 気 が します