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-彗朔-

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-彗朔-

7 - 第1章 契   5話 管丁字

♥

7

2024年11月11日

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_天邪鬼 side


あーあ、今日もまた暇だ!

足立…、は忙しそうだし、とむるちゃんは場所わかんないし、雅お兄さんは寝てるだろうし、月ノお姉さんも、めあお姉さんも、どっか行ってるだろうし、他の人も居ないし、忙しそうだし…、

つまんないっ!

やることもないし…、こういう日に限って救援要請も来ない!

=ひま!!!!

さて何をしようか。雅お兄さんにちょっかいでもかけようかな。いや、起きたときに殴られるじゃん。

…う〜〜〜ん………、あ!!


『三世くんの所いこ♪』


三世くん、今日は非番だったはず!いやなんで”非番”っていう日があるのかは知らないけど()っていうか!ならボクのところに一直線に来いって話じゃん!非番!蛇龍時代からの付き合い!分かるでしょ!!()


『さんぜく〜〜〜〜ん!!』


星月衆本部屋上にて、黄昏れている三世くんの背中にどーん!!


忍「うっっわびっくりした!?!?」


心臓を抑えながら振り向く三世くん。ほんとーにいい反応してくれる!あとびっくりしたときにちょっと関西のイントネーションになるのもポイント高い。


忍「あぁ…、茜か…」

『茜だよ〜!!』


煌々と輝く太陽が青い空を飾る。眩しすぎて鬱陶しいまでもある。


忍「茜、」


「「茜さぁぁああああん!!!!!!!」」


三世くんが口を開いた瞬間に無線から爆音波。嘘でしょ、こんなうるさいの!?


「「なぁに!!うるさいよ!?」」


「「あっすみません!!!!!!なんか表8番道路がえぐいことなってて!!」」

「「俺たちじゃ手に負えないっす!!」」


またか、と息を漏らす。そりゃね?お仕事はあったほうが楽しいけど。幹部としては成長してほしいの、構成員に。


「「表8番だっけ、今行く」」


『ゴメンね三世くん!行ってくる!』


屋上の柵を乗り越えてジャンプ。結構高いけどこうした方が効率いい!


『表8?だっけ』


太陽が沈み始める方角へと走る。夕日が目を刺激する。あぁ〜〜、、、まぶしいなぁ…。


『も〜、なに??』

「なんか能力が効かなくってェ!!!!!!」


表8番道路につくとすぐに轟音が耳をつんざく。いやうるさ、と耳を塞ぎながらも対応を続ける。周囲を見渡すと、いまにも飛びついて来そうな…獣人?かな。ぐるるる、、、と唸り声を上げている。…いや、あのさ。


『これ何の任務だったの!?!?』

「保護してこいって!!」


耳を塞いでいるからか、自分の声がでかくなったと感じる。だからか知らないが、相手も倍にして返してきた。うるさいってば!!


『もぉぉ……、、、だからボクの部隊呼ばれたの?…出来てないけド…』


部下をぺっと押しのけてその獣人の前に立つ。


『謀栄、光悦、夢幻、”広香”!』


獣人が入眠。ついでに部下も入眠。あっ、やっちゃった、詠唱間違えた!まいっか…、放置してても大丈夫でしょ。


『どうせならもっと遊べば良かったや』


カスミソウの香りが鼻をくすぐる。暇を弄ばした右手が空を斬る。空は茜色だった。



____________


名 茜__Akane

能 夢幻__Mugen

二 天邪鬼__Amanojaku

(やつば 様宅のお子さんをお借りしました)


名 忍飛 三世__Shinbi Sanze

能 ヒアソビ__Hiasobi

二 蝙蝠__Koumori

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コメント

5

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あまりにも可愛すぎる 愛🥲🥲🥲🥲😭😭😭😘😘😘😘😘😘😘😘

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