_天邪鬼 side
あーあ、今日もまた暇だ!
足立…、は忙しそうだし、
とむるちゃんは場所わかんないし、
雅お兄さんは寝てるだろうし、
月ノお姉さんも、めあお姉さんも、どっか行ってるだろうし、
他の人も居ないし、忙しそうだし…、
つまんないっ!
やることもないし…、こういう日に限って救援要請も来ない!
=ひま‼️‼️‼️‼️
さて何をしようか。
雅お兄さんにちょっかいでもかけようかな。
いや、起きたときに殴られるじゃん。
…う〜〜〜ん………、あ!!
『三世くんの所いこ♪』
三世くん、今日は非番だったはず!
いやなんで”非番”っていう日があるのかは知らないけど()
っていうか!ならボクのところに一直線に来いって話じゃん!
非番!蛇龍時代からの付き合い!分かるでしょ!!()
『さんぜく〜〜〜〜ん!!』
星月衆本部屋上にて、黄昏れている三世くんの背中にどーん‼️‼️
忍「うっっわびっくりした⁉️⁉️」
心臓を抑えながら振り向く三世くん。
ほんとーにいい反応してくれる!
あとびっくりしたときにちょっと関西のイントネーションになるのもポイント高い。
忍「あぁ…、茜か…」
『茜だよ〜!!』
煌々と輝く太陽が青い空を飾る。
眩しすぎて鬱陶しいまでもある。
忍「茜、」
「「茜さぁぁああああん‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️」」
三世くんが口を開いた瞬間に無線から爆音波。
嘘でしょ、こんなうるさいの!?
「「なぁに‼️‼️うるさいよ⁉️⁉️」」
「「あっすみません‼️‼️‼️‼️‼️なんか表8番道路がえぐいことなってて‼️」」
「「俺たちじゃ手に負えないっす‼️」」
またか、と息を漏らす。
そりゃね?お仕事はあったほうが楽しいけど。
幹部としては成長してほしいの、構成員に。
「「表8番だっけ、今行く」」
『ゴメンね三世くん!行ってくる‼️』
屋上の柵を乗り越えてジャンプ。
結構高いけどこうした方が効率いい‼️
『表8?だっけ』
太陽が沈み始める方角へと走る。
夕日が目を刺激する。
あぁ〜〜、、、まぶしいなぁ…。
『も〜、なに??』
「なんか能力が効かなくて‼️‼️‼️‼️‼️」
表8番道路につくとすぐに轟音が耳をつんざく。
いやうるさ、と耳を塞ぎながらも対応を続ける。
周囲を見渡すと、いまにも飛びついて来そうな…獣人?かな。
ぐるるる、、、と唸り声を上げている。
…いや、あのさ。
『これ何の任務だったの⁉️⁉️』
「保護してこいって‼️‼️‼️」
耳を塞いでいるからか、自分の声がでかくなったと感じる。
だからか知らないが、相手も倍にして返してきた。
うるさいってば‼️
『もぉぉ……、、、だからボクの部隊呼ばれたの?…出来てないけド…』
部下をぺっと押しのけてその獣人の前に立つ。
『謀栄、光悦、夢幻、”広香”!』
獣人が入眠。
ついでに部下も入眠。
あっ、やっちゃった、詠唱間違えた!
まいっか…、放置してても大丈夫でしょ。
『どうせならもっと遊べば良かったや』
カスミソウの香りが鼻をくすぐる。
暇を弄ばした右手が空を斬る。
空は茜色だった。
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名 茜 → あかね
能 夢幻 → むげん
二 天邪鬼 → あまのじゃく
(やつば 様宅のお子さんをお借りしました)
名 忍飛三世 → しんびさんぜ
能 ヒアソビ → ひあそび
二 蝙蝠 → こうもり
コメント
5件
あまりにも可愛すぎる 愛🥲🥲🥲🥲😭😭😭😘😘😘😘😘😘😘😘