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コメント
9件
若井さん…😭続き超楽しみ
あああ、、😭なんていい作品なんだ〜、、😭 てか見るの遅くなっちゃった、、💦 こんな神作品をありがとう!!
若井さん〜〜〜😭😭 もう泣いたよおぉーー💧
side 若井
今日はやけに楽しい日だった。
「何食べる?」って聞かれて、
分かってるくせに「またぁ?笑」とか言って。
元貴がちょっとムってするのが可愛くて、笑、
並んで座るカウンター。
肩が触れるたび、わざと少しだけ近づく。気づいてるのに、何も言わない元貴。
「元貴ねぎいる〜?」
「いらなぁい、」
変わったふりしてるんだなぁって、笑
いつもの夜は、空気が冷たい。
でも、今日はなんか寒く感じなかった。
隣に元貴がいるから。
大)「閉めなよ、寒いでしょ、笑」
若)「元貴が言ってくれるなら閉めようかな〜!笑」
大)「はいはい、笑」
そう言われるの、なんか好き、
ちゃんと見てくれてるって分かるから。
元貴にファスナーを上げてもらってる時、
その手を一瞬掴んだ。
本当は、
離したくなかった。
でも、言えなかった。
「なんでもない」って笑って誤魔化した。
改札前。
ここで別れるって分かってる場所。
なのに今日はやけに元貴と別れたくない。
若)「じゃあ、また明日ね」
いつも通り言えた。
ちゃんと笑えた。
少し離れて、振り返った。
元貴が手を振ってる。
胸の奥がぎゅっとして、
理由は分からないけど、
今を目に焼き付けなきゃ、と思った。
「…滉斗…!」
元貴に呼ばれた気がして、
思わず大きく手を振る。
ーー大丈夫。
ちゃんと覚えてる。
元貴の顔も、声も。
今日の夜の匂いも。
また会える。
明日も、明後日も、1年後も、必ず。
今みたいな時間があれば、それでいい。
だから、振り返らずに、歩いた。