テラーノベル
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syp「すみません、、、遅れました」
汗をかいてパタパタ走ってくる彼を
見て微笑ましく思った
「だいじょーぶ、待ってないから」
そう言いながら笑ったところで
目が覚める
あの時からずっとこの夢を見る
彼が交通事故に巻き込まれたあの日
歩道を渡っている時、
飲酒運転のトラックに跳ねられたそうだ
電話口で警察から言葉が発せられた時、
冷や汗が止まらなかった
[なるべく早く来てね、待ってるから]
そう送ったLINE
なんで送ってしまったのだろう
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