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レイブの瞳が紫から深い青に変わり、顔の表情も温度が感じられないほど冷たい無へと化しながら言葉を発する。
「で、アナタ方の緩い試験で送り出した生徒達がどれ程生き残っていると言うんですか…… 良いですか、その硬くなった頭でちょっとは想像してみてくださいよ? アナタ方、おばさん達の煽(おだ)ての言葉と怠慢故のいい加減さのせいで死んでいった子供が居るんですよ? 理想論は平和な時代の彩(いろどり)です、今は、現実は違うじゃないですか、くっ! 綺麗事なんて…… 反吐が出る!」
ドンッ! ドゴッ! ドコドコッ!
「吐きたきゃ吐きな! ガキだね全く、青臭くて聞いちゃ居られないよ! 現実問題、アンタの理屈で昨日ランディがやった試験で死に掛けて、ヒールで治った今も自室から出れない位自信を失っちまった生徒が二人居るんだよ! どうする気なんだい! レイブッ!」
ガンガンガンッ! ドーンッ! ガッガッガッガッ! ガガガッ!
「二人? 良かったですよ♪ その子達は無駄に死な無くて済んだ、そう言うことですよ、ねっ!」
ズガッ! ドドドドドドッ! バーンッ! ドーンッ! シュタッ×2 シュバッ! ガァァーンッ!
「直接戦闘は無理でもね、さっきアンタが言っていた様に遠距離攻撃で味方を支援することは出来るんだよっ! 糞ガキがっ!」
バババババァーンッ! クルクルクル、シュンッ! ガッ、ドドドッ、ガガガッ! ガンッ!
「はっ、それこそ現実の戦場を知らない老害の戯言ですよっ! 共に学び、肩を並べた友が虚しく死を迎える姿を目にして後方支援? 無茶を承知で助けに行くに決まっているじゃないかっ! この若作りの糞ババアめっ!」
ドンッドンッドンッ! シュバッ! シュシュシュシュッ! ドーンッ!
「だからっ! そんな子にこそ、駄目出しじゃなくて心得を教えるのがアタシ達の役目なんだよっ!判らないのかい、この馬鹿がぁっ!」
シュッシュッシュッ! サッサッサッサッ! シュタタタタタタッ! ガキィッ! クルクルクルッ! スタンッ×2
「友人が生きたままでハラワタを喰い千切られるんだぞっ! そんな事に耐えられる心得なんかあるもんかっ!」
ドンッ! ドンッ!
「五月蝿(うるさ)いっ! 糞ガキっ!」
「ババアッ! ロリババアッ!」
「陰キャッ!」
「加齢臭っ!」
「小便臭いっ!」
どうやら激しい攻防を繰り返しているらしいレイブとズィナミであった。
この間、キャス・パリーグやエンペラ、それ以外ではラマスとギレスラ、ペトラにエバンガ、カゲト位にしか二人の姿は捉えられなかったのである。
他の観客、見学者には口汚く罵る声と衝撃音、たまに光り輝く爆発のような煌きだけが知覚出来る全てであったのだ。