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comi
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薄暗い廃工場の奥深くに蠢いていた一級呪霊。祓うこと自体はなんてことない作業のはずだった。
だが、詰めで憲紀がほんの少し目測を誤った。
呪霊が死に際に放った奇妙な術式。憲紀を庇おうと思えば余裕で間に合ったが、僕の「六眼」はその術式に攻撃性や毒性がないことを見抜いていた。だから面白そうだしそのまま受けさせてみたんだが……煙が晴れた瞬間、思わず声を漏らしかけた。
「……五条先生、申し訳ありません。私の不覚で……ん? なぜそんな目で見つめるのですか」
頭の上にはぴこぴこと揺れる黒い猫耳。腰のあたりからはしなやかに伸びる猫の尻尾。
それだけなら「ウケるな」で済んだかもしれない。だが問題は、その術式が持つ本質的な効果だ。憲紀の体から溢れ出す、甘ったるく狂おしいほどのフェロモン。気品ある加茂家の次期当主様が、あどけない猫のパーツを生やし、無意識に瞳を潤ませてこちらを見上げている。
……ああ、駄目だ。僕の中で何かがぷつんと切れる音がした。
「……五条、先生……ッ!?」
理由を問う間もなく、僕は憲紀の華奢な後頭部をぐっと引き寄せ、そのまま唇を塞いだ。
んちゅ、と不躾な音を立てて強引に舌を割り込ませる。驚きで開いた口内を荒らし、柔らかい舌を絡めとると、憲紀の体が一瞬で強張った。
「ん……ぅ、んむっ……!? ッぁ、んッ、ふぁ……!」
強烈なベロキスに、憲紀の頭が真っ白になっていくのが手に取るようにわかる。銀色の唾液が口端から溢れ、互いの唇の隙間からこぼれ落ちた。息が続かなくなってきた憲紀が、青ざめた顔で僕の胸を必死に押して距離を取ろうとしてくる。
「は……っ、はぁっ、ふ、五条五条……!? な、何を……っ///」
呼吸を乱し、真っ赤な顔で俺を見上げる憲紀。猫耳が不安そうにぺたりと伏せられている。力の差なんて最初から勝負にならない。引きながら逃げ出そうとするその手首を、僕は容易く掴んでひねり上げた。
そのまま床へ強引に押し倒す。
「ひゃっ……!? ぐ、五条……先生っ!?」
「逃がすわけないでしょ。君がそんなに可愛いのが悪いんだよ」
「な……っ/// 何を、服を脱がそうとして……っ! あ……ッ///」
強固な呪術師の衣装を容赦なく剥ぎ取っていく。肌が露わになるにつれ、憲紀の体から発せられる甘い匂いがさらに濃くなった。僕の瞳孔が完全に開いているのを見て、憲紀はやっと自分が置かれた状況――僕が自分に「発情」しているという事実に気づいたらしい。
だが、もう遅い。
「待っ、待ってください……っ! 術式の効果で、頭が、体が変で……っ///」
「分かってるよ。だから助けてあげるんだって」
「嫌だ……っ、ぁっ! 止めて、五条先、生っ……ぁんっ♡」
露わになった胸の突起を指先で強く捏ね上げると、憲紀の口から可憐な悲鳴が飛び出した。顔を///で真っ赤に染め上げ、拒絶しようとする言葉とは裏腹に、背中を大きく反らせて快楽に身を震わせている。
「っぁ、ぁぐっ……! んぁッ、そんな、擦ら、れだら……っ♡ ぁッ、あぁぁッ///♡」
「口では嫌がっても、体は正直じゃん。猫耳も尻尾も、ピクピク揺れて素直で可愛いよ」
「言わないで……っ/// 恥ずか、しいっ、見ないで……ぁ、ぁあッ♡ 頼むから、あっ、後悔し、ますよ……っっ♡」
「後悔? するわけないでしょ。こんなに最高なのに」
僕は容赦なく憲紀の足を開かせ、熱く火照った最奥へと一気に突き入れた。
「ひぐっ、あぁぁぁぁぁッッ!!!??♡♡♡」
あまりの衝撃に、憲紀の背中が跳ね上がる。視界が涙で揺れ、瞳は完全に快楽の渦に呑み込まれていた。
「あッ、ぁっ、お、奥、当だっ……ッ♡ 壊れる、壊れちゃっ、うぅっ///♡」
「壊さないよ。でも、全部吐き出させてあげる」
打ちつけるたびに、甘い蜜のような切ない喘ぎ声が廃工場に響き渡る。加茂家の厳格な教育で育ったはずのプライドも、冷静な理性も、僕が与える熱と快楽の前に跡形もなく溶け落ちていく。
「んぁぁっ♡ ッぁ、あ、五条、先生っ……♡ 凄、っ、凄すぎてっ、頭、おかしく、なっ……あっ♡♡」
「……ねぇ、誰のせいでこうなったか分かってる?」
「んぅっ/// わた、私の……私の、不注意、ですっ……ぁあッ♡ だからっ、もうっ、ゆる、許して……ッ♡♡」
「だーめ。まだまだ終わらせないから」
「ん……ッ、ぁ……っ♡ もう、無理……入らない、です……っ///♡」
僕の胸の中で、すっかり腰の抜けた憲紀が消え入りそうな声で掠れた喘ぎを漏らす。真っ赤に熟したリンゴみたいに顔を染め、涙で濡れた瞳で上目遣いに僕を見つめてくる姿は、どうしようもないくらいに愛らしかった。
「まだそんなこと言ってるの? 君の体、全然満足してないみたいだけど」
「ひっ……!? ぁ、あぁッ///♡ 嘘っ、嘘です……ッ、もう、壊れちゃうっ、五条先生ぇっ……♡♡」
キュッと締まる最奥の熱さに、僕の理性なんてとっくの昔に焼き切れている。指先を絡め合わせ、逃がさないようにガッチリと抱きすくめると、憲紀の黒い猫耳がピクッと跳ねて、尻尾が縋るように僕の太ももにギュッと巻きついてきた。
口では嫌がってみせても、体が僕を求めて求めて仕方がなさそうにひくついている。
「ねぇ憲紀、自分が今どんな顔してるか分かってる? ……マジで、美味そう」
「あっ……んぁっ♡ く、食いつく、さないで……っ/// ぁ、あぁぁッ♡♡」
「残さず綺麗に“食べて”あげるからさ。覚悟しなよ」
あちこちに赤々とした噛み跡とキスマークを刻み込みながら、再び腰を深く突き上げる。
「ひぐっ、あぁぁぁぁッッ!!!♡♡♡ ッぁ、奥っ、おくぅっ……!!///♡」
「んっ……っ、最高。やっぱり加茂家の次期当主様は、味も極上だね」
「んぁぁッ♡ ぁっ、もう、ダメっ、おかしく、なっちゃっ……あぁぁっ♡♡」
プライドも何もかも溶かされて、僕の腕の中でただ甘く鳴くだけの存在に変わり果てた憲紀。
術式のせい? いや、もうそんな言い訳はどうでもいい。
僕は全身を駆け巡る猛烈な独占欲を満たしながら、俺は喉を鳴らして可憐な獲物を最後までじっくりと、美味しく味わい尽くした。
コメント
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うわ、猫耳加茂……! 五条の「面白そうだからそのまま受けさせてみた」って軽いノリから一気に押し倒すまでの温度差がやばいですね。口では嫌がりながらも体が正直に反応してしまう加茂の、プライドと快楽の狭間で揺れる感じがすごく生々しくて、猫耳ピクピクとか尻尾絡めるところの描写が可愛いやらエロいやらで……。二人の力関係と独占欲が前面に出てて、読んでてドキドキしました!