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桃「お疲れー」
適当に挨拶を交わし、手に持っていたコーヒーを1口軽く飲む。
俺が残した挨拶に1番に返してくれたのは白髪のラブイットマーク、とやらのものがトレンドマークの初兎だった。
俺みたく適当に、「ないちゃんおつかれ〜」って返してくる。
初兎ちゃんに続いて、りうら、いむ、アニキ…と返してくれる。
でも、1番近くにいる青髪のアイツは返してくれなかった。
桃「ちょっと〜?いふさーん?俺、来たんですけど」
いふ…まろの顔の前で手を軽く振る。
一瞬目があったきり、すぐに見ていたスマホへと目線を戻してしまう。
相変わらずそっけない態度に少しだけ苛立ち、どすどすと会議室の方へと足を運ぶ。
桃「…まろ、時間。」
そう言って会議室に入ってやる。
アイツがどう返事しようと今は聞きたくない。
うざい…無視すんなし、俺を無視すんな……最っ低。
青「うい〜、あれ、スタッフは?」
桃「来てないよ、っていうかなんで無視すんの?」
青「いらない会話はしたくないだけ。」
素っ気なく返答される。
彼らしいっちゃ彼らしい態度ではある、なんなら今更みんなの前で「ないこたーん!!」とか語尾に♡つけて抱きついてきたら溜まったもんじゃない。
別に今更どうってこともないし、グチグチ文句言うほどではない。
桃「…あ、そだ今日メシ何がいい?」
青「……俺が作るで?」
1言問いかけると急に目線が俺へ向き目をまんまるにして答える。
それに続けてまろがこう言う。
青「あれ、ないこ昨日作っとらんかったっけ?」
青「俺だと思ってたんやけど………」
桃「うわー!俺作った!!!忘れてた〜…!!」
青「やろ〜?w」
配信中みたいな笑みを浮かべて彼の肘を俺の腕に当ててくる。
スタッフが入ってくるとまたさっきみたいな無表情に戻り、自席につく。
それに合わせて俺も自分の席へと戻る。
会議も終わらせ、さっきのみんなが集まっているところに戻ろうとしたとき、グイッと肩を掴まれて呼び戻される。
スタッフがこんなに雑なことをしてくるわけない、こんなことを出来るやつで今日会議に参加してたやつは…
青「なーいこ。」
桃「やっぱお前か」
そう言ってやると「やっぱってなに」ってあひゃひゃと笑っていた。
俺が「そんでなに」って言い返さないとずっと笑ったまんまだった。
本当にコイツ社会人なのか??ってなるくらい今のは幼かった。
青「スタッフも誰もおらんで、ここの部屋。」
桃「うん?そうだけど……?」
そういうとニヤッと笑って見せて俺のもとへ近づいてくる。
しまいには壁についてしまうほどに下がってしまって、まろは俺を壁に押し付ける。
桃「…ちょ…おま……!!」
無理やり顔を上げさせられ、彼の唇と俺のが触れる。
したくなかった俺は絶対に唇を閉じていたが、無理やりこじ開けられて彼の舌が俺の口の中へ侵入してくる。
しばらくしたと思ったら唇を離されて、0距離だった距離に隙間が生まれる。
青「どーせ、ないこのことやから俺がなんも話してなかったことに拗ねてたりしてたんやろ?」
桃「…だって、無視するのが悪いやん。」
青「んは、ごめんやん…あんときは普通に仕事で追われてたの。」
そう言って軽く俺の頭を2回撫でて、また誰かが見ていないかを確認して俺を思いっきり抱きしめる。
その後に1言。
青「今日夕飯なしにしない?」
桃「は?バカか、つーか明日ダンス練だぞ??」
青「ん〜、2人で欠席的な?」
桃「おま……もう3週間あるかないかなんに。」
そう言って彼はにひって笑って俺を姫抱きにして部屋の奥の方へ連れて行く。
…嗚呼、終わったわ。
青「今日もよろしくな〜、ないこ♪」
桃「今日もってなんだよ『も』って。」
青「毎日ヤッているようなもんじゃん?」
桃「そんなヤッてたら俺の腰砕けてるわ。」
end