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2025 8⁄10
日帝「なんだここ…」
古い家と家に挟まれた人一人分の小さな道
彼は吸い込まれるようにその道に入っていった
日帝「うおっ…」
彼がたどり着いたのは幻想的な小道
神聖な場所のような雰囲気が漂っていた
彼は導かれるように踏み石を伝い奥へ奥へと進む
道の途中には紫陽花が咲いていた
日帝「咲く時期じゃないのに…」
薄い紫の紫陽花は静かにこちらを見ていた
道の終わり
その先にあるのは
またしても幻想的な神社
まるで別の世界に来たかのような感覚がした
階段を登ると本殿が見えた…が
通れない
透明に近い水色の膜のようなものが神社全体を囲んでいた
中央には鍵穴
日帝「鍵穴…?」
日帝「鍵をさせばいいのか?」
日帝「けど鍵なんて…」
日本『なんですかそれ…鍵?』
日帝「あっ!」
美しい小道には目もくれず走る
日帝「ハアッ…ハアッ」
日帝「え〜っと…確かここだよね」
日帝「やっぱ夢じゃないんだ」
家にあった鍵を握りしめながら
先ほどよりも早足で小道を突き抜ける
その先にあったのは
ボロボロになった廃墟
病院だった
日帝「…は?」
先程のような神社は姿を消していた
日帝「だってさっきまで…!」
後ろを振り向くと
草木は枯れ引っこ抜かれた所もあり
踏み石は割れ所々無くなっていて
土は踏まれて下の石が見えるほどに
荒らされていた
日帝「じゃあさっきまで見てきた景色は…?」
恐怖心から急いで元の道に出る
日帝「いつもと変わらない…よね」
ホッとして後ろを振り向くと
道はなかった
日帝「………」
言葉が出ず冷や汗が一粒地面に落ちる
日帝「なんで…」
さっきまで歩いていた小道はまるでなかったかのように
道があったであろう場所には
大きなスーパーが1つそびえ立っていた
日帝「こんなスーパー…無かったよね…」
そんな事を言いつつも中へ入る
そこはしっかりと人がいて営業していた
日帝「…もう帰ろう」
不思議な出来事が起こった
だけどあの神社を2度と見つけることはできないのか
それは
瑠璃「彼次第だよねぇ」
るりぃ…素が出てるよ
おっと失礼
それでは皆々様さようなら
謎の道にはお気をつけて