コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
3話 前戯
正直一男なんて抱く気も無かったが――
緒方は茫然としている柊のズボンと下着を一気にずり下げる
「――あ…っ!」
緒方の言葉に固まっていた柊だったが――
突然外気に曝け出された自分の下半身に驚き
現状を思いだしたかのように身を捩って暴れ出す・・・
「やだ…っ、やだぁ…っ!」
-“商品”である女達への “調教”にも飽きてきたところだったし―― 丁度いい“気分転換”くらいにはなる――か…?
暴れる柊を眺めながら
緒方はこの状況に少し“興奮”し始めている自分に驚く
最近ではどの女を抱いても緒方が興奮する事はほとんど無く・・・
それ故にこの“驚き”と“興奮”は緒方に新たな高揚感を与えていた・・・
それにしてもまさかあんな普段目立たない柊先生で興奮する日がくるとはな…w
俺もとうとう焼きが回ったとしか・・・
中性的な顔立ちの野崎先生にならいざ知らず――と
緒方は内心苦笑を漏らす…
そこへ突然カツンッ!という乾いた音が辺りに響き
緒方が驚いて音のした方を見ると、床の上には柊の眼鏡が落ちていて――
–なんだ… 暴れて眼鏡が外れたのか・・・驚かせて――
「!?」
不意に緒方の視線が、怯えた柊の視線とかち合い、
緒方がハッと息を飲む・・・
あの野暮ったい眼鏡が外れただけで―― こうも印象が変わるものなのか・・・?
緒方は驚きを隠そうともせず、 柊の顔を凝視する
普段、緒方から柊への印象はというと――
特に目立たず、兎に角地味で
童顔だとは思っていたけれども、これと言った印象の無い人物で一一
しかし眼鏡の外れた柊の顔は
ただでさえ幼く見えていた顔が更に幼く、可愛らしく見え
レンズ越しでは無い柊の瞳は
黒が濃く見え、 涙で濡れているその瞳はまるで黒曜石の様にキラキラと輝き
緒方はその瞳に釘付けになる・・・
…..随分と――吸い込まれそうな瞳をしているんだな…
緒方が柊を見ながら改めてそんな事を思っていると
今もなお暴れ、もがいている柊が声を荒げる…
「おねがい離してっ! なんで…こんな…っ!」
大きく、黒目がちな瞳に薄っすらと涙を浮かべ
腰を引き、 身を捩りながらその場にしゃがみ込もうとする柊を 石川は掴んでいる柊の両手首をギリギリと上へと
引っ張り上げる形で しゃがもうとする柊の身体を無理矢理立たせる・・・
「ぃっ…石川さん痛いっ! ヤメて痛い……っ!」
身長が2m近くある石川に両手首を掴まれたまま
まるで万歳をさせられるかのように両手をどんどん上へと引っ張られ――
身長が160cmしかない柊は、もはやつま先立ちの状態に・・・
「ッ、あう…ぅ…」
ギリギリと腕を引っ張られ
つま先立ちの姿勢に柊は苦し気に呻き声を上げ
この苦しい姿勢を何とかしたくって
柊は自分の目の前に立つ緒方に助けを求めるかのように
涙で潤んだ瞳を緒方に向ける・・・
しかし緒方はそんな苦痛で歪む柊の顔を舐めるように眺めた後
薄い笑みを浮かべながら柊の下半身に手を伸ばすと
完全に萎え、縮こまっている柊のモノを片手でキュッと軽く握ってきた…
「―――ああッ!?」
突然急所を握られ、 柊の身体がビクンッと跳ねる
「…やめ… っ、ンッ、 く…そんなトコ・つ、
さわらっ、ないで…っ!」
柊が怯えながら自分のモノを握る緒方の手を見つめながら訴える
しかし・・・
「!?、 ひ、あッ、」
柊のモノを握っている緒方の手が
ゆるゆると緩急をつけながら竿を扱き始め――
「あっ、あっ・・・ダメ・・・っ、 ダメやめてっ!」
焦った柊が、動きだしたその手を振りほどきたくて
闇雲に暴れようとするが――
ホントにもう、 つま先で立っていれてるかも怪しいぐらいに
石川に身体を持ち上げられた状態では僅かに身体を揺らす程度にしかならず
柊は自分のモノを扱く緒方にどうする事も出来ずに
歯を食いしばって緒方から与えられる刺激にただひたすら耐えるしかなく・・
「あっ、あぁあっ、やだ…っ、 そこ・・・、ソンッ、
ソコダメっ!でちゃ・・・っ、ふぁ、あっ・・・ でちゃうっ、 からぁ…っ!」
「我慢しなくて結構ですよ? 柊先生・・・
寧ろさっさとイってくれた方がコチラとしても後々楽ですし一―」
緒方は柊の顔を見ながらそう呟くと、更に手の動きを早めて行く…
「んぁ、あっ、やめ…っ、 ヤメてでちゃう…っ! おねがっ、あっ、あっ・・・ ヤメて…ッ、もっ、 む、 りぃ…っ!」
柊は頭を振って何とか下半身からくる刺激から耐えようとするが
緒方の手が容赦なく限界が近い柊のモノを激しく扱き続ける
そして――
「―――あぁあっ!」
ピュルッ、ピュルッ――と
柊の亀頭の先端から勢いよく白濁とした液が噴き出し
緒方の手を白く汚しながら
床の上にピチャピチャと降り注ぐ・・・
「〜〜〜ッッ、う…、ひど・・・ぃ…つ、グスッ、ひどいよ・・・ こんな…っ」
柊は他人の手で達してしまった事への悔しさと恥ずかしさから 顔を耳まで真っ赤に染め、 下唇をキュッと噛みしめ ポロポロと大粒の涙を零しながら泣き始める・・
緒方はそんな柊に少し憐れむような表情を見せるが 直ぐに本来の目的を思いだし、 石川に指示を出す、
「…石川さん。 もう柊先生の手、 離してもらって結構ですよ。」
緒方からそう言われ、 石川が掴んでいた柊の手首をパッと離す
すると柊の身体はガクッと力無くその場に頽(くずお)れそうになるが 目の前に居た緒方がソレを正面から抱きとめる
「――ッ! 離して···っ!」
一度イき、力の入り切らない身体を振って柊が緒方の腕の中で暴れ出す..
「何言ってるんですか? 柊先生・・・離すわけないでしょ?
石川さん、カメラを。」
「分かりました。」
石川は机の上に置いておいた4kハンディカムを手に取る。
「クスッwまた随分と無駄に高性能なヤツを・・・
家でも楽しむ気ですか石川さん…w」
[………]
「まあいいや・・・さてとそれじゃあ――」
柊を抱きしめたまま、
カメラを持つ石川に見せつける様にしながら、
緒方の両手が柊の尻臀 (しりたぶ) の肉をゆっくりと割り開いて行く…
「ひあっ?! な、なにを…っ!?」
「何って――“本番”ですよ…柊先生――覚悟を決めて?」
…緒方はそう柊に言うと、 割り開いた肉の間に指を滑り込ませた一