人間はいつか壊れる。
我慢、しすぎたらいつか限界を迎えてしまう。
同じ人をみつけたら、つい同族嫌悪したがる。
_人間は、何者にもなれる。何色にも染まれる。人のためにやったことは、正義として褒め讃えられ。なにか罪を犯したものはどん底へと落とされる。
どれだけ無実を訴えようが、周りが信用しなければ結局はしたことと同じになるのだ。
どれだけ信用しても、裏切られる時は裏切られる。
みんな、生きるのに必死なんだ。だから他人を陥れたい。結局は自分が1番かわいい。だから平気で人を傷付けられる。
ん、なんでそんなこと言えるかだって?
だって、ぼくも経験してるんだもん。中学のころ、にね。
ぼくに救いの光は無いのか?
……随分おもしろいこと言うね、君。
あるわけないじゃないか。こうして仲間にも偽りのぼくをみせているんだよ?
……なぜ、偽りのぼくをみせるのかって?
そんなの簡単なことだよ。嫌われたくないだけ。捨てられなたくないだけ。
怖いから、恐ろしいからそうやってぼく自身をしまい込むの。
……、君は、わかってくれると思ったのに。
そっかぁ、別にぼくと同じ経験はしてないもんね ……
でも、君はぼくよりもずっと……キラキラしてるよ。
だって君はまだ……手を差し伸べてくれる人が沢山いる。君を必要としてくれる人が沢山いる。
良かったね、まだ明るい未来があるよ。
_ねぇ、朝比奈さん。
_……それだったら、私は貴方の光になってみたい。
_私と、私の大切な人たちと、貴方の大切な人で絶対。
_……救ってみせるよ、”天馬”くん。
コメント
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