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韓国海軍
「こちら旗艦ウォ・ルグ司令、パグ。全艦隊に告ぐ。
日本海軍は3つの艦隊が存在し、彼らは過去の戦艦を再現しているとのことだ。
各個撃破し、殲滅せよ!」
駆逐戦艦金剛
「…司令、報告します。レーダーに敵艦隊が映りました。」
司令補佐が落ち着いた姿で言う。
「了解、全艦隊に告ぐ。
第一艦隊は吶喊を開始する!
金剛主砲の波動に続け!」
ドォォンッ!
ゴォォォォォォ…
金剛の主砲が敵駆逐艦に命中。
駆逐艦は真っ二つになった。
その後第一艦隊第五連隊「機動連隊」によるミサイル及び魚雷の飽和攻撃を開始。
敵軽巡洋艦2隻、イージス艦3隻を大破及び撃沈。
第一艦隊第三連隊「防空連隊」は対空装備が弱い艦の援護にまわり、
敵戦闘機26機、爆撃機42機、ミサイル攻撃機10機を撃墜した。
韓国海軍はこの結果を聞いて撤退を開始。
日本海軍の被害は戦闘機16機の墜落、軽巡洋艦一隻中破、駆逐艦2隻中破で終わり、
圧倒的な勝利と言えた。
韓国政府はこの結果に絶望し、国民は反戦感情に包まれている。
日本陸軍は釜山へ上陸。
韓国陸軍は10師団程を出して防衛戦を開始。
日本陸軍はこの上陸に6師団と数では劣勢だったものの、
空軍による軍事基地への爆撃により次第に防衛体制は崩れていく。
次に日本陸軍は仁川へ上陸。
韓国陸軍は余力があるだけここに師団を出した。合計20師団である。
しかし日本陸軍はここに35師団もの数を出していた。釜山上陸作戦は囮であったのだ。
日本陸軍は新世代の戦車「カワサキ」を使い、敵地を駆け巡った。
韓国政府は北朝鮮と会談。最終的に国境を越えて北朝鮮は援軍を遅れるようになったが、時すでに遅し。
ソウルは既に制圧されたのである。
韓国政府は北朝鮮へ全ての権利を託し降伏。
北朝鮮は国境に160もの師団を配備。
これに対して日本軍は70師団。半分以下である。
どうしたものかと司令部は考えていると…
日本陸軍最前線司令部
「どうする、技術力の差があれど彼奴らは160も師団を出している。」
「上陸作戦は如何でしょうか?」
「いや、今上陸作戦するほどの予備力がいない。正面突破しかないんだ。」
「ぐぬぬ…」
将校たちが悩んでいると突然ドアが開いた。
「少将!報告します。敵北朝鮮軍は一部を除いた全軍が降伏いたしました!」
全将校らが唖然とした。
「敵軍が降伏!?何をしたんだ!」
少将は焦りながら説明を求めると
「彼らは兵站が大東亜戦争時の我軍より酷いようです!」
……なるほど。そういうことか。
「分かった。全軍に通達せよ!降伏した軍は収容地へ送り手厚く扱え!
抵抗する人間は全て殲滅!攻撃意志のない人々への攻撃は断じて許さん!捕虜の虐待もだ!」
「了解!」
北朝鮮軍の降伏は勿論総書記の耳に入った。
「金(きむ)総書記、ご報告がございます。」
秘書が絶望した顔で報告に入った。
「…なんだ、言え。」
威圧しながら金は言うと
「…軍が降伏しました。」
泣きながら言った。
「お前もどうやら反共産主義のようだな。連れて行け。」
動揺を隠しながら言った。
しかし金親衛隊は銃口を総書記に向けた。
「は?おい!何をしているのか理解しているのか!」
憤怒しながら言うと、
「私達がスパイとわからない貴方が現状を理解しているのですか?」
シュンッ!
サプレッサーから放たれた鉛が静かに音を立てて金の頭を貫いた。
北朝鮮も、ここに降伏したのである。