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目黒が帰った。


珍しく、今日はなにも買っていかなかった。


f「阿部ちゃん、今日帰っていいよ?」

a「え?悪いよ。」

f「はぁ…俺の気遣いをわからねぇのかぁ?」

a「え?」

f「今阿部ちゃん絶対不安定でしょ」

a「ふっかでしょ?心が不安定なの。」

f「………」

a「今日宅飲みする?」

f「え?阿部ちゃんち?」

a「ふっかの家に決まってんじゃん。」


f「いいよ、飲も。いや、飲みたい。」


a「分かった。」





f「いやー、朝に飲むなんて中々ないよなぁー」

a「wそうだね」


f「それでは…乾杯っ」

a「かんぱーい」

ゴクゴクゴクゴク

f「カァーうま!」

a「すっごい久しぶりに飲んだわ、」

f「へぇー」


a「どうですかー?お兄さん、心の方は。」


f「ん、んー……なんか、もう全部言っちゃおうかな…」

a「うん、言って。」


そうしてふっかは、俺が目黒に吸い寄せられて気持ちがぐちゃぐちゃになってしまうんじゃないかって恐れてた。けど、俺の気持ちが固まったから固まったで、ふっかの気持ちがぐちゃぐちゃになってしまった。と話してくれた。


a「そっか、」

f「そ。」

a「俺はどうしたらいいの?」

f「ん?」

a「確かに目黒のことは好きだけれど、ふっかが苦しんじゃうのは嫌だよ」

f「……優しいよね、阿部ちゃん。」

ふっかは切ない目をしてる…今にも散ってしまいそうな桜の花びらみたいに

f「だけどね、これ、優しいままWinWinな状況をつくるのはもう、不可能に近いんだよ。

どちらかの思いを切り捨てないといけないってこと。」


a「俺、ふっかの気持ちの答えが出ない。」

f「…」

a「きっと、俺と目黒が結ばれても今まで通りで接していけばいいんだろうけど、そこにぐちゃぐちゃになったふっかの気持ちがいるの。」


f「………俺、よくないやつだね」


重い……けど、この状況をつくってしまったのが俺って考えると胸が痛い。

だから、行動すべきだけど、俺には何もできない。


f「きっと結論はもう出てる。俺はそれを嫌がってるだけ。」

a「え?」

f「ごめん、俺の中で結論はもう出てるの。」

a「ならいいじゃん」

f「……目黒と阿部は結ばれる。俺の立ち位置はもう”店長”になっちゃうんだろうな、」

a「俺はふっかの思いを切り捨てたってこと?」

f「当たり前じゃん。両想いの人を止めようとしたって無理なんだから。」

止める?

a「ふっかは俺たちを止めようと…」

f「したよ。まぁ、大胆な行動は何一つしてないけど」

a「そっか…」


f「んふ、阿部ちゃん飲むねぇ、」

a「らって、ふっかがそう思ってたにゃんて知らなかったもぉん」

f「あ、、、酔ってしまったか、」

a「ふっかぁ、まだ飲むう」

f「………ラストな」



a「んん、」

頭痛いな…


f「阿部ちゃんおはー」

a「ん、おはよふっか………あ、泊まっちゃった」

f「はは、あの後阿部ちゃん酔い潰れて寝ちゃったんよ」

a「そっか、ごめんね」

f「大丈夫大丈夫」


a「んん…んあっ」

え?なんで?

なんで立てないの?

頭が痛いから…?


f「阿部ちゃん!?どうした?」

a「立てない…」

f「どっか体おかしいとこある?」

a「あたま、いたい」

f「え!?ちょちょーっと待ってて!」



熱を測ると37.1度

発熱した。


なんで?



作者です!

超久しぶりに更新しましたね…

すみません。


ん?はい、終わりです。


以上作者でした


店員、買われました【mmab】

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