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ルイの手がゆっくりとコウの腰に触れ、ベルトに指がかかる。「さ、さわるな…!!」
「こんな簡単な状況なのに……どうしてまだ抵抗できるんですか?」
金属が擦れる音とともに解放され、下腹部に冷気が侵入した。
コウの呼吸が浅くなる。
「ひッ…」
「怖いですか?」
ルイの声は蜜のように甘い。しかし目だけは冷たいまま。
「もっと怖がらせてあげましょうか」
コウの喉が上下に動く。逃げ場はない。ルイの影が完全に覆いかぶさった。
「やめてくれ…お願いだから……」
無駄だと分かっているがかろうじて絞り出す声。
「ようやく聞けましたね!」
ルイの指が優しく頬をなぞる。
「『お願い』なんて言葉、あなたが使うとは思わなかった」
コウは目を閉じた。暗闇の中で己の矜持が砕ける音を聞いた気がした。
「これからはもっと、素直になりましょうね」
「ぐッぅ゙…はッ、ぁ…ッ!…」
薄暗いオフィスにすすり泣きが響く。
コウはもう抵抗する力を失っていた。ベルトで縛られた手首が赤く腫れ、ワイシャツは乱れ、スラックスは膝まで下げられている。涙が彼の頬を伝い落ちる。
ルイは膝立ちでコウを見下ろし、
コウのブツを触ってるその細い指を滑らせる。
「ふふ、何回目ですか?早漏れ過ぎて心配です」
嘲笑を含んだ声。
「あの冷酷な先輩が……大人しく後輩に物触られちゃって、何度も達して快楽で泣いちゃうだなんて~。 変態ですね(笑)」
ニンマリ笑いながらコウの物を触る手を止めない。
コウの身体が反射的に縮こまる。屈辱と恐怖と——いろいろな感情が混じり、理性を蝕む。
「うーんもういいかな?」
ルイの指が止まる。
「ちょっと我慢して下さいね〜」
「…、?」
「…ひッ…!?…」
冷たい指先が予期せぬ場所に触れる感触に、コウの背中が弓なりに反る。
「へ…?、な、なにを」
懇願にも似た声が溢れるが、ルイの微笑みは微動だにしない。
「大丈夫ですよ。すぐに慣れますから」
その言葉と共にコウの穴にルイの指が押し込まれた。
その感触に、コウは思わず顔を顰め目を固く閉じた。
「ッぅぐ……!」
痛みと違和感が脊椎を駆け上がる。同時に奇妙な熱が体内に拡がっていく感覚。
「あは……初めてなのにこんなに敏感なんですね」
ルイの指が徐々に深く探り入れていくにつれ、
コウの呼吸が乱れていく。
「やめ……ろ……」
声が震える。その刹那——
「あ゙ぅ゙……!?!」
コウの身体が大きく跳ね上がった。未知の領域に触れられた衝撃で頭が真っ白になる。
「あは!先輩、その声もっとください」
ルイの声が喜悦に満ちる。
「ココ、気持ちいいですよね?」
繰り返し執拗に刺激され、コウの理性が揺らぐ。
「ぅ゙あ゙ぁ゙…はっ…ひ!?!」
涙と唾液で濡れた顔が歪む。苦痛なのか快楽なのかもはや区別できない波が押し寄せる。
「先輩のそういう顔、すごく好きです」
「もっと乱れちゃってください。」
コメント
1件
うわ……5話、重かった……。ルイの冷静で甘いけど冷たい感じと、コウの抵抗が無駄に砕かれていく様子が、すごく生々しくて苦しくなった。特に「『お願い』なんて言葉、あなたが使うとは思わなかった」って台詞にゾッとしたよ。二人の力関係が完全に逆転してるのを突きつけられて、読んでるこっちまで息が詰まるみたいだった……。続きがどうなるか気になるけど、ちょっと心の準備が必要かも。お疲れさまです、素敵な作品でした。