ちょっと本編とは違うけど、本編に結構関わってきます
ナチスside
目を開けると赤い色が目に映った。
ナチス「なんだ、これ?」
???「ようこそ、ナチス」
そんな声が聞こえて、銃を構え辺りを見回すが誰もいなかった。ただただ黒い地平線と赤い空が見えるだけ。
???「そう警戒しないでくれ、私は味方だ」
ナチス「姿を見せない奴にそう言われて信用はできないが?」
頭に響くような声にそう返す。
???「…お前には手伝ってもらいたいことがある」
ナチス「おい、話をそらすな」
???「ここに楽園をつくってくれ」
ナチス「は?」
この謎の人物は話を無視して何を言ってるのだろう。
???「お前達が思う楽園をつくればいい。それだけだ」
そんなこと、知るかよ…。
???「そしたら、元の世界に返してあげよう」
ナチス「…さっきも言ったが、お前が信用できない。せめて根拠でもいただこうか?」
???「…ここはなんでもできる。帰りたいならそう思えばいい。ただ、お前の仲間にその役目を背負わせる。」
ナチス「な…」
それは絶対に駄目だ。大事パートナー達だから。イタ王も日帝もソ連も絶対に皆でいたい。
ナチス「分かった。引き受けよう」
???「…そう言ってくれると思っていた。その他だがあと五人、ここに人を連れてこい。ただし活動していない国(旧国)だけだ。影に入れれば連れてこれるからな」
ナチス「あぁ」
???「楽しみにしている」
そう言ってからその声は聞こえなくなった。明るいとも暗いとも言えないここは何もない。
ナチス「なんでもできる…か」
ナチス「俺のいた世界の様子を見たい」
そう言うとパッと目の前だけ景色が変わった。ソ連が見える。自分を探しているようだった。
ナチス「…俺はここにいるぞー!」
そう言っても聞こえてはくれなかった。 やっぱり、か。活動していない国(旧国)ならソ連は連れてこれないのだろうか。なら、活動しなくなるまで待って連れてくるか…。他の皆もそうすればいいのだろう。
ナチス「今は様子でも見ておくか」
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!