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続き
雨花「橙ちゃん!桃時ちゃん!今から海音ちゃん、小春くんに仕掛けるって!」
桃時「よっし!みに行きましょう!」
橙「どうなるのか……気になりますね!」
雨花たちは早速、海音の元に走った。
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海音「…………」
小春「よし、ここ付け足しとこうかな」
小春は今は、小春のクラスで小春の部活日程表を書いている。それを雨花の作戦通りにチラみしている海音。
雨花「ほら!みてみて!海音ちゃん。ちゃんとチラみしてるよ!」
橙「上手くいくでしょうか……?」
桃時「あいつ気づかなかったら……アタシが……!」
「なぁ……また生徒会なんかやってるぞ?」「もう俺は慣れた」「何してんの?あいつら」「変な奴らなのは夏休みが終わっても変わらないんだな」
いつも通り、散々な言われような生徒会メンバー……雨花、橙、桃時。
しかしそんなことはお構いなく海音たちをみ守っている。
海音「サッカー部って日程どうなってるの?」
小春「えぇっとな……」
雨花「切り込んだ!」
桃時「いったわね」
橙「さてどうなるのか……?」
海音「…………」
小春「あの、海音?」
海音「!、な、何?」
小春「どうしてさっきから俺の日程表をみてくるんだ?そんなに日程どうなるか気になるか?」
海音「それは、その……」
小春「もしかして……」
雨花「おぉ?」
橙「成功ですかね?」
桃時「どうなるかしら!」
小春「お前……」
「「サッカー部に入りたいのか?」」
海音「え」
橙「な!気づきませんでし……」
桃時「ふざけるなぁ!!!!!!!!」
雨花「あぁあぁ!そんな大声出しちゃダメ!橙ちゃん!桃時ちゃん抑えて!」
小春「ん?今桃時さんの怒鳴り声聴こえなかったか?」
海音「き、気のせいじゃない?」
小春「まぁいいや。サッカー部はいつでも大歓迎だぞ」
海音「あぁ、うん。ありがとう。でも大丈夫。」
小春「そうか?またいつでも声かけてくれよ」
海音「うん。じゃあまた明日」
海音は退却した。
雨花「海音ちゃん!生徒会室でまた作戦会議だよ!!」
海音「うん。分かった」
桃時「むぅぅぅもぉぅううぅ!!!!」
橙「とりあえず桃時さん落ち着いて下さい!」
四人は生徒会へ向かった。
橙「ダメでしたね……」
桃時「あいつ馬鹿じゃないの」
雨花「うーむ……日程表じゃ弱かったか……」
海音「小春……本当に部活好きなんだな……」
橙「海音さん……」
雨花「…………海音ちゃんはデートどこに行きたいの?」
海音「それは……商店街に」
桃時「中々渋い選択ね」
雨花「ほうおう。商店街かぁ!フンコロガシ競争やりたくなってきた!」
海音「ふ、フンコロガシ競走?」
桃時「あんな頭が悪くなる競技なんて覚えなくて良いわ」
橙「話がズレてますよ!……あっ!商店街なら良いものがありますよ!ちょっと待ってて下さい!」
数分後
橙「お待たせしました!ポスターを取ってきました!」
桃時「何なの?それ」
橙「商店街全体でスタンプラリーをやるんです!それを全部集めたら豪華景品をプレゼント!でも良い景品は早い者勝ちだそうですよ!小春さんといかがです?」
雨花「あぁそのポスターをみせれば、流石にデートしたいって気付くでしょ?あはっ!」
海音「うん。やってみる」
海音は早速小春に明日、ポスターをみせに行くのであった。
【続く】